日本は、多くの物資を輸入に頼る国ですから、単純に円安の方が良いかと聞かれるならば、
それはそうとも言いきれないはずです。
高騰する資源価格は、円高によって相殺されており、巨額の負債の利息が安く抑えられているのは、
円の価値が保てているからでもあるのです。
今は円安に傾けば株も買われるという図式が生きているようですが、
そんな時代ももうすぐ終わるのではないだろうかと思えてなりません。
株価は80円ぎりぎりまで円高になっても底割れすることなく推移しておりましたし、
明らかに流れは変わって来ているように思えるのです。
この流れが一時的なものなのか、継続的なものなのかは別として・・・・・。
FRBの債権等の買い取りに関してですが、世界中から批判が相次いでおり、
このまま実行すれば、それは強行に等しい行為・・・・・・・
という状態になってきているようです。
アメリカという国は、世界からどんな批判を受けようとも、それで方針を変えるような軟弱な国ではないですし、思惑に過ぎないであろうと思いますが、余りにも強い批判でありますので、これを無視するという訳にも行かないだろうという雰囲気もあって、それがここのところのドル高につながっていると見るべきなのではないでしょうか。
債権買取に約半年かけるわけですから、直ぐにその影響なり、その答えなりが出ないという点もポイントで、この辺りの思惑もドル高を演習している要因であるとも言えます。