ビクターカタログに載ってる張り方  | 大阪府交野市バドミントンガット張りの店「ネットイン」ブログ

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バドミントンのガット張り職人、通称まめ店長のお店「ネットイン」のブログ。
バドミントンやガット張り、日々感じた事を書いていきます。

こんばんは、ネットインの田主です。

今日の夕方空き時間があったので
自分のラケットに
ビクターのカタログに載っている張り方で張ってみました。
(スターティングクランプの仮止め場所は私流に少し変えてます。)

縦糸をセンターから張っていきます。
9本目まで張ったら11本目→10本目と最後の2本は飛ばして戻ります。


ショートサイドは1つ上を通し、
ロングサイドはショートサイドのさらに上(1つ飛ばして2つ上)に通します。

ショートサイドに縦糸と同じテンションをかけ、スターティングクランプで留めます。

ロングサイドの横糸は縦糸より2ポンドプラスで張ります。


ロングサイドのトップ側5本は縦糸と同じテンションに戻します。

 
最後のトップ2本は縦糸同様
3本目→1本目→2本目と通します。


ショートサイドは縦糸と同じテンションで張ります。
写真はノットテンションで10パーセントプラスになっています。


張り上がり!


ロングサイド側トップ3本の飛ばして戻る所が独特です(笑)


ボトム側はこんな感じ。


この張り方の

メリット
・飛ばして戻る張り方をすることで陥没しにくい。又は陥没気味のラケットでも頑張れる(笑)

・マシンのサイドサポートから離れた部分でスターティングクランプの仮止めが出来るので、ロングサイドで横糸に移る際に2つ飛ばしをしなくて済む。

デメリット

・飛ばして戻るので、フレーム外側を這うガットがくどい(笑)

・横糸トップ側の最後の1本がノットホールと離れているため気合か工夫が必要。

パッと思いつくのはこんな感じで(^^)

推奨テンション内で見た目重視なら
ネットインの普段の張り方。

オーバーテンション、陥没等気になる場合はビクターの張り方
が良さそうですね♪