この日はクリスマス
前日のドタバタ出発で疲れてた私達はゆっくり休んで・・・と思っていたら、定時にわんこがご飯を催促。
起こされました・・・
先にご飯とお散歩を済ませたら、せっかくバスタブあるんだしと、ゆっくり体を温めてから出発準備。
チェックアウト前に少しお部屋でお留守番してもらい、前日営業すると張り紙があったリール・フランドル駅構内へ
正面時計の下あたりに、今回訪れたブーランジェリーがあります
日本でも御馴染み 駅構内のEric Kayserエリックカイザー
朝とランチはセットメニューがありました。
ボルディエのヨーグルトやサラダ類はランチセットに入ってるモノみたい。
私達が訪れた10時過ぎはまだ朝のセットメニュータイム。
パンとコーヒー(€3)かパンとコーヒーとジュース(€5.9)のセット2種(選べるパンの種類が違ってきます)があったので私達は後者を2セットオーダーしました。
Chausson aux pommesとBurioche;à tête
簡単な朝食ですが、やっぱりフランス
パンが美味しい~!
米派の夫が食いつきまず『うまっ!』だって。
フランスのレストランでコースなどの食事をする場合、我が家は軽い朝食かブランチ程度で済まさないと夜が食べられません。
大食いでも中年になるとこうなっちゃうのね・・・。
これから旅も長い。
移動中おやつも食べちゃいそうだし軽めで充分!
高速のサービスエリアはオランダのそれよりずっと美味しいフランスだけど、それでも・・・ねぇ。
高くて不味いご飯は出来るだけ食べたくない!
更に、夫は出来るだけ休憩せずガンガン進みたい!と言うタイプなので出発前に食べとかないと!と言うわけで、この軽い朝ごはんで済ませました。
お部屋に戻ったら簡易キッチンで温かいお茶を淹れ、移動のお供=日本のおやつを手荷物にまとめたら準備OK
荷物を運び出してチェックアウトし、リールを出発!
この日は、まずモンサンミッシェルを目指します
宿泊していたリールからは500kmを超える距離(地図の白丸地点がモンサンミッシェル)
ホテルは更にそこから約40km(赤いマークの地点がホテル)
*** フランス リール(Lille) ⇒ モンサンミッシェル 約515km/約5時間 ***
結構な長旅。
途中わんこのおトイレ休憩を取りながら、とにかくガンガン走ります。
モンサンミッシェルはホテルの手前に位置するので移動途中に立ち寄り、翌日修道院観光はカンカルなどの街に立ち寄りながら向うつもり。
だったら!と、物価が高くご飯がイマイチ・・・な、日本人ツアーが多いモンサン付近のホテルではなく、検索で気になったホテルを予約しました。
まさか・・・の結果になるとはこの時思いもよらず
今回の教訓!
やっぱり、欧州をリサーチ不足のまま旅するとあちこちで足止めされちゃいます
夫はそれ、全然分かってないわ~
さて。
おかげで、真っ暗になる前に付近まで辿り着きました
それにしてもすごい暖かい!
前に来た時は7月だったのにものすごく寒くて、手持ちの服重ね着してバス移動用にと念のため持って来ていた厚手のストールでどうにか凌いだ苦い記憶から気合入れて防寒対策してきたのに厚手のダウン着ちゃったら暑くて暑くて気持ち悪いくらい。
暖かいのは助かるけど、急に冷え込む日が来るんじゃないかと心配になってしまう暖かさでした。
ただ、ここにきてガス欠・・・
おかげで、やっと参道に辿り着いた時には17時半・・・暗くなっちゃってた
せっかく連れてきたからわんこが撮りたかったのに~(←完全にバカ飼い主)
前回訪れた時は島自体も工事してるところが多々あって幕がかかってたりしたから来てよかった!かも。
そしてわんこも一応、撮ったし。
修道院はクローズしてるはずなので中の観光は出来ないけれど、工事が終わった島までの道(前回私が訪れた時は工事真っ最中のタイミングでした)や参道までは入れるはず。
観光客が少ないはずなので、修道院以外の観光と夜景を見に行っちゃいましょ!と、チェックイン前に立ち寄ったモンサンミッシェル
寒い冬にあえて行かなくても良いじゃんと思ったんだけど、結果は暖かかったしどうしても行きたいって人がいたからね~。
こんなことなら3年前、わざわざパリから泊りで行かなくて良かったじゃーん!なんて心の中では思いつつ。
夏も冬も見られるなんてそれはそれで有難いこと?
何もすることがないクリスマスだからまっいっか。
と言う事で、島内を少しお散歩してみます (夜なのでピンボケ写真ですがご容赦を。)
こんなに人が少ない参道は後にも先にもこの時だけ。
修道院の入口手前 ミカエルさんが見えるところまで到着しました~
ボクも登ったよ
夫の付き合いだし、サッと見て帰るつもりが上まで行くと言うので登ってみるとちょうど『晩の祈り』の始まるタイミング
(犬の後ろに写っている階段を登った先にある)頑丈な門は開けられて参列者が入ったらすぐに固く閉じられます。
開けてもらえるのはものの数分でした。
カトリック教育を受けたのはたった数年だけですが、せっかくなので参列させて頂いちゃいました
ビックリしたのは、フランスの片田舎だって言うのにこれを目指してきていたとても信者と思えない日本人の多いこと!
私はタイミング合えば~程度で参道観光しながら登っていって、数分しか開かない扉がちょうど開いた!
あまりにタイミング合っていたので夫もビックリしたみたい!
『せっかくだから行って来たら?』と言う声に押され参列させて頂いたんだけど、到着時50~60人程度かな?
待ってる人達がたくさんいらして、閑散としたクリスマスなのにこんなに人がいたんだ!とビックリ。
更に、私が気付いた方々だけでも日本人ファミリー2組(7人)とカップル3組(6人)って・・・ビックリでした。
最後の夜景 20時前
晩の祈りが終わったら、潮位が上がり始めた(翌日が満潮でした)夜景に後ろ髪を引かれつつ来た時と同じくシャトルバスに乗ってパーキングまで戻り、やっと今夜のお宿を目指します。
*** モンサンミッシェル ⇒ カンカル近郊の宿 約42km/約40分 ***
でも、良い経験が出来ました。
もしも次に訪れる機会があるなら、次回は絶対完全な島になる満潮のタイミングを狙いたい!です。
さぁ、真っ暗になってしまってたので知らない田舎道、分かりづらくちょっと迷いながらやっとホテルに到着。
せっかく訪れた大好きなブルターニュなので美味しいものを食べたい!
でも、この日泊まるホテルまでしかリサーチする余裕がなく出発を迎えてしまっていた私。
レストランの営業日もそれぞれに調べる余裕がなくて、翌日の夜訪れるつもりのレストランが決まっている(この日はお休みでした)のみ。
腹ペコなのに今日も夕飯食べられない?と、不安だった私はモンサンミッシェルに到着する少し前にホテルに電話をして『今日チェックインするけれど、クリスマスの今夜でも食事できるレストランがある?』と問い合わせていました。
『もちろんあるわよ~!着いた時に紹介するわ!』と言われてたんだけど既に21時少し前。
いくら夕食が遅いフランスでも田舎町だしそもそもクリスマスでクローズしてるお店が多いからね、どうなっちゃうだろう?と心配になりながらチェックインしました。
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。