甘党フランス人オススメのコンフィスリ Lucien Georgelin | 心のコンパスがさししめす まだ知らないどこかへ                 ~2度目の帯同はUSAからスライド ハードな国へ~

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旅の計画も旅も好き♪地のものを食べ歩くのも大好き♪
非日常のモノ・コト・体験&経験をしつつも
『懐に優しく上質でリュクスな旅』実現のため知恵を絞る日々と旅の記憶を気ままに綴る私の軌跡!

HGVCとJGCにSFC,時にはFクラス・LCCも活用しメリハリ旅を目指してます!


毎週のように週末は外で食事をするも、行くたびに撃沈・・・aya
素材をそのまま食べる牡蠣以外、これと言って美味しいものがない!
予想通りオランダでの外食は何を食べてもイマイチ。
何かが足りないのよ・・・何かぐしゃぐしゃ

だったら作るしかない!
面倒くさがりの私、そんな風に考えるなんて自分は絶対ないcandy☆と思ってたけど、駐在妻の例にもれず職人化進行中。
本当に『美味しい音符』と思って食べられるものがないんだもん・・・(-゛-)ダッシュ
と言っても、最初のレベルが低いからあくまでも私としては!ですけどね。

そしてその私、もともと甘党。
なのに甘いものでさえ、食べられるけど美味しいと思えるものがない。

だからね、今はあるものを試行錯誤、何度も配合変えて製作中。
モノとして同じ材料でもその成分が全く違ったりするから、日本で作ってたものでも同じに作ろうと思うと繊細なものであればあるほど、思うように作れないんですaya
日本では嬉しかったヨーロッパ食材もこちらではストレス以外の何物でもなーい!!!

欲求があってもまだイライラの限界ではないので、余裕のある今のうちに試しておかなきゃ!と突然思い立って始めてしまった。
お天気悪い日は引きこもって繰り返し作る。
試食のおかげで体がかなりヤバイ・・・けど、やり始めると止まらないのよね、私。

材料のひとつとして練乳が欲しかったんだけど見つけられなかったある日、
夫のフランス出張が相変わらずあるので練乳に近いもの、フランスならあるじゃない!と思いつき頼んだらやってきたのがこちら
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当初オーダーしたのはボンヌママンのミルクジャム、なければマロンペーストを!だったんだけど、フランスではボンヌママンってどこにでもあるんじゃないの?
大きい郊外型スーパーにないなんて驚いてしまった。

そして夫、普通のスーパーでは行ける範囲でドコにもなかったので英語が出来る近くにいたお母さんに聞いたらコレをイチオシされた!んだとか。

ボンヌママンの目印がチェックのフタなら、こちらは小さいながらも素朴なフランスのキッチンを想像させるジャム作り風景のイラストかな?
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変な筆記体も印象的で忘れないかも。

裏はもっと読みづらい筆記体で、解読するのが面倒な書体。
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そしてこれね、イラストだけじゃないらしいのです!

まずは早速味見のため開けてみたらぷるっぷるぷるぷるハート
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そして『美味しい!』じゃない!
日本で食べるミルクジャムのように固めではなく、氷点下のトランクに半日以上置かれてたものなのにぷるっぷる!
でも濃厚なお味うまい

珍しくでかした!
夫よ!


そして、さすがおフランス!

調べてみるとこちらのメーカーLucien Georgelin、昨年はフルーツのジャムだけど一般アグリの部で金賞を受賞してるのね。

南西フランスの中心、ロット・エ・ガロンヌ県に13エーカーの美しい自然に囲まれたリュシアン・ジョルジュラン氏が家族で経営する工場があるのだそう。
こちらでは全て手作業と言う昔ながらの伝統製法で作られたハードキャンディがとても美味しいのだとか。
他にもジャムの製造販売をされていて、今でも昔と変わらずたっぷりのフルーツを使い、自然のままの果物の美味しさをしっかり引き出した味わい深いジャムづくりをされてるメーカーなんですって。
なんでも『いちど食べたら病み付きになる美味しさだからこれにしなさい!』と勧められたらしい。

工業的に作るメーカーが多々ある現代でさすがおフランス!
直火に大鍋をかけて煮詰める古来の製法を遵守するという、なかなかのこだわりよう。

子供の頃、私達が口にするジャムは全て母が大きいお鍋でフルーツを煮て作り瓶に詰めてたのを思い出すなぁ~。
あの製法を今でも?と思うと、ぜひフルーツジャムも食べてみたくなっちゃった。
他にも気になるメーカーがたくさんあるんだけど、またひとつ増えてしまったわよぉ~苦笑

キャンディやジャムだけでなく、フォアグラや若鶏を赤ワインで煮込んだ缶詰(coq au vin)なんかも揃ってるところがこちらのメーカーの魅力。
こりゃぁ~、工場まではかなり遠いので行けないだろうけど、大型スーパーへ遠征の際には絶対チェックしないと!

どうしても知ってるメーカーばかりに目がいってしまうけど、フランスには美味しいものがそこかしこにあるからね~。
本当は今月開催される見本市に行きたかったんだけど、ひとりで買いあさるのもなぁ、助手がいないと体力ない私には厳しい気がして悩むところ。

ちなみにこちらのお品、リーズナブルでなんと2.17ユーロ。
日本で買うと小さい瓶でも結構良いお値段したような記憶があるミルクジャムだけど、さすが農業大国だわ~。
甘い紅茶が飲みたい時のミルク代わりに使えそううふふ
ジャムもきっとお手頃だと思うから、菓子パンなどないオランダ、
せっかくのこの機会に日本ではあまり食べなかったジャムもいろんな種類を試してみよぉ~っと。


<Lucien Georgelin>
H  P :http://www.lucien-georgelin.fr/
アクセス:パリ・モンパルナス駅~ボルドー・サンジャン駅(TGV3時間)
      ボルドー・サンジャン駅~マルマンド駅(電車:アジャン・トゥールーズ行き1時間)
      マルマンドから県道D933を4Km北上、ビラゼイユを通過し‘La Prairie de Londres’に到着


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