乳製品大好きな私はフランスの発酵バターも大好物
(ただし、発酵バターが体には合わないようで、調子に乗って食べ過ぎると確実に調子を崩すことが昨年判明しました。
にもかかわらず、つい適量を超えて食べてしまうダメな私。)
オランダ到着の翌日、車でしか行けないところに行ってみよう！
(この辺に、「運転してくれ！」と言う意図を感じますね。)と、夫が日用品の買い出し場所のひとつとして連れて行ってくれたMaklo(マクロ)と言うスーパーで見つけたこちら
aux cristaux de Sel de Mer de Noirmoutier
グランフェルマージュのノアムーティエ岩塩入りバター『Sel de Mer』
こちらのGrand Fermage（グランフェルマージュ）
ちょうど１年前の昨年夏、フランス旅行をしたわけだけど、そのリサーチをしている時に
【フランスには年末にバターコンクールなるものがある】と知ったわけなのですが
そこで何回か受賞経験を持つのが今回入手したGrand Fermage(グランフェルマージュ)なの。
受賞歴2004年 金賞 A.O.C.doux(無塩)
2005年 金賞 A.O.C.demi sel(有塩)
2007年 銀賞 cristaux de Sel de Mer de Noirmoutier
これを知ったからには買うしかないでしょ？
日本ではエシレがあまりも有名で、グランフェルマージュの知名度はいまいち低いような・・・。
私ももちろんエシレは好きなんだけど、どちらかと言うと日本では手に入りにくい分今回は嬉しい発見。
ちなみに、ノアムーティエとはフランスの大西洋岸にある天然海塩で有名な美しい島。
豊富なミネラルを含むフランス大西洋のノアールムーティエール島産の"Fleur de sel"（塩の花）と称される最高級天然海塩の粗塩が2％練りこんであります。
厚めに切ってワインのお供に
たっぷりとバゲットに塗って
ジャリッとした歯応えが心地よく、塩味だけでない甘味・うま味を感じられる豊かな味わいのバターです。
写真で見えますでしょうか？
ちらほら岩塩が固体で入ってるのですが、粒々に見えるものが塩の花の結晶です
パンに塗って食べると、時々ジャリジャリするものが確認出来てとても楽しい
発酵バターの豊かな香りの後に、ジャリッと結晶になった塩の花の旨味が楽しめます。
思い出してみると、私はジャリジャリするものが好きなのかも？
福砂屋のカステラの下に敷いてあるザラメとか、小さい頃は下のジャリジャリだけをねだって怒られたことがあったなぁ(笑)
ともかく、このバターはオススメ
ただ、軽くて口どけが素晴らしいのでついつい食べ過ぎてしまうという恐ろしい一面を持っています。
お試しの際はくれぐれもお気を付けのほど。
もし、お試しになったことのない方がいらっしゃれば是非
オランダの家から車で２０分ほどのスーパーで手に入るとなると、こりゃぁやっぱり運転せねばならぬのか？と思わせてくれます。
備忘録兼ねて書き添えておくと、こちらのお塩はノアールムーティエール島の塩田で伝統の製法を守りながら作られているのだそう。
塩田の水面に最初に浮かぶ小さな白い結晶を、花びらを摘むように手作業で丁寧に収穫した希少なお塩なんですって。
このフランス産100％天然海塩は、ずっと守られてきた自然の味。
それゆえ、大西洋のエッセンスと香りを感じられるってわけですね！
アランデュカスをはじめとする本場フランス人シェフ達の間ではすっかりポピュラーになり、今ではお菓子や料理のひとつの主要材料になっているのだそう。
豊かな風味と甘味、健康に必要なマグネシウム、カルシウム、カリウムといったミネラル類も豊富に含んでいて、自然のなか長い時間をかけて作られるので優しい味わいなのでしょうね。
日本にはフランスと言えばこれまた有名なゲランドと言うお塩がありますが、ノアムーティエ産の塩も美味しいですよ。
今回日本から送った荷物の中にも以前お土産で頂いたものを入れてある(まだ届いてません)のですが、プレーンタイプの他にハーブ入りなどもあるらしいので、機会があればこちらで探してみようと思います。
フランス旅行のお土産を探す際、日持ちもするので料理好きの友達なんかへのお土産にも良いのでは？と思いますよぉ。
