昨日の朝(7月17日)、ウクライナ東部上空でマレーシア航空MH18便が撃墜される事件があった事を知りました。
乗客や乗務員たちはこの瞬間、何を思ったのでしょう。
何を思う間もなかったのかなぁ。。。
本当に、心よりお悔やみを申し上げます。
撃墜された飛行機はB777-200(9M-MRD)
私自身何度かお世話になったことがある機材。
アムステルダム発クアランプール行の便でKLMともKl4103便としてコードシェアしてるフライトだったためオランダ人乗客が一番多く、また、墜落ではなくミサイルによる撃墜ということで、
オランダを始めとする各国メディアでも大きく取りあげられているようです。
夫のオフィスでも朝一番はこの話題でざわついていたそう。
乗客283人(含む幼児3人)と乗務員15人の298人
MH17便搭乗者国籍
・オランダ :154名
・マレーシア:45名(うち乗務員15名、幼児2名)
・オーストラリア:27名
・インドネシア:12名(うち幼児1名)
・イギリス:9名
・ドイツ:4名
・ベルギー:4名
・フィリピン::3名
・カナダ:1名
国籍未確認:41名
合計:298名
高度1万mを飛行中だったので地対空ミサイルによる撃墜ではないかと言われていますが
ロシア軍なのか?ウクライナ軍なのか?ウクライナ親ロシア派なのかはっきりしていません。
現時点では親ロシア派の行為とされています。
いずれにせよ誤撃墜なのでしょうけど、とはいえ許されることではありません。
親ロシア派はブラックボックス(フライトレコーダー)を現場から持ち去ったと言われています。
真相解明のためにも現地入りしている調査委員に速やかに渡し、調査に協力すべきです。
マレーシア航空にとっては3月8日にに発生した、
クアランプール発北京行きMH370便がマレー沖で失踪したといわれる謎の事件に次ぐ二度目の惨事。
私はすぐに搭乗予定があるのに・・・どうしよう?
変な話ですが、いちど事故があると暫く大丈夫!と、よく言われます。
それを信じて予約しちゃったのですが、2度ある事が万が一3度あったら?と思うと・・・。
日本や欧米各国の航空会社は紛争が勃発した時点で、紛争地域上空の飛行は避ける手段を
既に数ヶ月前に取っていますが、マレーシア航空は経営再建中と言う事もあってか
安全性より燃費効率を優先し、また、IATAの基準が運行OKのままになっていたことを信じて、
航路を変更せずに航行続行していたことが批判されています。
事件以降、周辺は飛行禁止区域になったようですが・・・、今後のニュースに注目したいと思います。
折しも、ヨーロッパはバカンスシーズンに入っており、日本への帰省やアジア方面への休暇など、
飛行機で移動する人は特に多い時期。
これから飛行機に乗る予定がある人は、私自身も含め自分の乗る予定の便がどの航路を通るのか?
各航空会社の公式HPで案内が出ていると思いますので確認されるといいかもしれません。
イギリス・オランダなど北ヨーロッパから日本へのルートは、ロシア・シベリア上空を航行するのでこの心配はないかもしれませんが…。
改めてお悔やみを申し上げます。