漫画家さかもと未明さん、JAL機内で逮捕寸前の行動とクレームにビックリ!!! | 心のコンパスがさししめす まだ知らないどこかへ                 ~2度目の帯同はUSAからスライド ハードな国へ~

心のコンパスがさししめす まだ知らないどこかへ                 ~2度目の帯同はUSAからスライド ハードな国へ~

旅の計画も旅も好き♪地のものを食べ歩くのも大好き♪
非日常のモノ・コト・体験&経験をしつつも
『懐に優しく上質でリュクスな旅』実現のため知恵を絞る日々と旅の記憶を気ままに綴る私の軌跡!

HGVCとJGCにSFC,時にはFクラス・LCCも活用しメリハリ旅を目指してます!


既にツイッターだけでなく様々なメディアで話題になっているようですが、これほど身勝手な搭乗者がいたでしょうか?
痛過ぎて、ビックリしてしまいました。

いや・・・、現実には、いろいろな意見もあるし根本的には似たような考え方の方もいらっしゃるとは思います。
子供がいるかいないかで、赤ちゃんの泣き声に対する受容性は大きく変わってくると思いますし、そこは個人の感じ方・考え方なので私は何とも申せません。
でも、それを犯罪行為を持って迷惑を掛けた上正当化して、しかもクレーマーとなった自分を自画自賛!?
素人ならさることながら、ドクターのご主人まで乳幼児に不要な薬と言う案を提案?


小さい子供を連れての長距離移動、ご両親も苦渋の選択なのではないでしょうか?
ただ、乗る事情があったのかもしれないけど、乳幼児を連れて搭乗したらこうなることはある程度の予測がつくはずとは思います。
だからこそ、子供のためにも極力避ける方がお互いのためかもしれない。
以前に話題になったようにキャンディーを配り耳栓を用意していることを伝えるなど、配慮をアピールするのもひとつの手段だとも思います。
でも、1時間程度のフライトでいちいちそこまで出来ないと言うのが普通だとも思うし。

そして、我が家も子供がいないので私達も含め、受容性の低い子供のいない大人達に知って欲しいこと。
私の初フライトは母が私を産んで実家から東京に戻る際、さすがに生まれたばかりの乳児を連れて陸路で九州から移動するわけにもいかず、父が迎えに来てとんぼ返りで飛行機を利用した時なのですが、皆が実家近くに住んでるわけではなく、地方出身者にとっては帰省やお産後の移動、急な不幸やお祝いなどもあるわけで、もしもお母様おひとりだったとしたら、遊びに行く方やマナーのない方ももちろんいらっしゃるでしょうし真実はわかりませんが、多くは必要に迫られての選択だと思うのです。
それをあたたかい目で見守ることが出来ない大人の不寛容さはとても残念。

一方で、乳児の泣き声に苦痛を感じイライラする気持ちはわからなくはない。
飛行機に乗る時、皆が万全の体調ではないですからね。
ただ、その場で感情が爆発して収まりがつかなくなり未熟な大人を露呈したことを正当化するように取材を申しこみ、更にクレームするあたり、散々好き勝手して迷惑を掛けた挙句これって、正直、私には理解不可能!
意味が分かりませんでした。


記事をご存じない方は、良ければコチラをご覧ください。
再生JALの心意気



夏の羽田空港、松山-羽田のJAL1466といえば、調べてみたところJALエキスプレス運航のボーイング737-800型機。
昨年私も同じ航路のフライトを利用しましたが、ナローボディー機で狭さが気になるのは致し方ないところだと思います。
また、クラスJがあるものの機内で視界を遮るような設備は当然ありません。
泣きやまない赤ちゃんの泣き声は気になるし、どこで泣いているかもわかるくらいでしょう。

時刻表の出発時刻は12:00、到着時刻は13:30のフライト。
大人なら寝なくても大丈夫な時間帯だし、国際線で到着したら朝という欧米線の時のように、騒がしいからと言って眠れないことが辛いフライトでもない。
我慢できないような距離ではないと思います。

そもそもどんな理由があろうとも着陸準備中の機内を「もうやだ、降りる、飛び降りる!」 と叫びながらドアに向かって走るなんて拘束すべきレベルではないでしょうか?

それでも真摯な対応をするJAL、外資系エアラインばかりを渡り歩いてきた私としては、JALを含め日本の航空会社というのは何と心が広いのだろう!と思います。
外資なら一発アウトでしょ!?

着陸準備中というのがどの時点の事を指しているのか定かではありませんが、JAL(JEX)国内線の場合、着陸のアナウンスをするのは原則シートベルト着用サインが出た後。
着陸の際は安定飛行中と比較して乱気流が発生しやすい。
周りの搭乗客全員へ危険を及ぼしていた張本人、それがさかもとさんです。
しかも、「もうやだ、降りる、飛び降りる!」という事は、航空機のドアを不法に操作することを宣言していたわけです。
そんな事をした時点で、たかが泣き声がうるさい事を非難しクレームする資格があるのでしょうか?


更に、羽田空港に着いてもクレーム。
その内容も凄い。

「飛行機のなかに、音の漏れないコンパートメントをつくるとか、子供を乗せる場合は、子供が騒いだときに寝かしつけられる薬を親にもたせるように周知徹底するとか、できないの? 2歳以下は乗せないとか……」


737-800型機で、「音の漏れないコンパートメントを作ったら良い!」とか、「子供が騒いだら薬を盛れば良い!」とか、「2歳以下は乗せない」とか・・・
正直、夫婦揃って凄い!
凄すぎ!と感じてしまいました。


そのあと取材を申し込まれたJAL。
このような犯罪行為をするような方のこのような取材を受ける必要があるのでしょうか?

「どうして個室が作れないのですか?ファーストクラスはそもそも個室でしょう?」
「いえ、ファーストクラスでも音はどうにもできません。個室のように見えても、上部空間はオープンなんです。これは、『離陸および着陸のために着席可能なすべての乗客用座席とすべての乗客用非常脱出出口との間には、いかなる避難経路(通路。交差路及び座席列間の通路を含む)も横切るような扉を装備してはならない』という航空法の規定によるものです。これは、万一の際に避難の妨げとなるものがあってはならないという、お客さまの安全を守るための規定なんです」

737-800型機に個室のファーストクラス。
是非見てみたい。
しかも、大型機に設置される個室型ファーストクラスについても上部が空いているのは常識。
そんなこと一般の人でさえわかる話。
漫画家という作家の端くれならば少し調べればわかるはずなのに、取材という立場でお伺いするにもかかわらず全く調べていないとは?


「ええ? ファーストクラスに乗ったことないから知らなかったよ。でもそれ、何十年も前につくられた規定でしょ? いまは機内にシャワーがある航空会社もある。安全性を担保した航空法改正の議論をしてもいいのでは。」

次はシャワー云々ですか(呆)
まあ、シャワーの例を出すまでもなく、トイレは個室ですよ。
でも、着陸準備中は使えませんけど・・・?
個室にシート作って閉じ込めておけって?


「周りに迷惑をかける可能性があることは乗客のほうで考えて、遠慮するべきだよね。あと、医者である私の亭主いわく、親のほうが、たとえば子供の健康に害のない抗アレルギー剤など、その子に合った眠気を誘う薬を用いるなどの工夫はできるかも、とのこと。でも、そういう議論も情報もないから、こんなことになるんじゃない? 昔、子供が遠足で観光バスに乗るとき、ビニール袋と酔い止めの薬をもたせるのは常識だったはず。飛行機自体が乗り物として歴史が浅いんだもの。その搭乗マナーや機体の工夫について、議論すべき余地はまだまだあるはず。」

医者である夫からの伝聞として書かれていますが、子供の健康に害のない抗アレルギー剤を用いるって?
私はアレルギー持ちなので飲む時期もありますが、抗アレルギー剤って本当に全く害がないの?
少なくとも、他の薬に比べると副作用が少なく安心なのかもしれないけど、副作用が全くないというわけではないだろうし、何より薬の目的と違う使い方ですよね?
酔い止めと同じレベルで使って良い薬なんですか?


更に後半は再生JALについてのさかもとさんの見解が今回の出来事から述べられていますが、赤ちゃんが泣いていたことがどうして再生JALにつながっていくのか?
私には全く理解できないし、全く共感できないし、ただ話を転嫁して自分の犯罪行為を正当化させることを考えた後付けの記事としか感じませんでした。


記事の最後には・・・
「なんていうことを私的には発信していこうと思うんですが、こんなクレーマーでも、また乗せてくれる?」

クレーマーというのはご自身で認識されているようです。

ですが、海外の航空会社でこのような行為をした場合、拘束、場合によっては逮捕。
そして、リマークされ、搭乗拒否となる可能性が非常に高い迷惑行為ですよ。

ほぼ世界共通の航空法を現在の装備にあわせて改良すべきとまで言っちゃうさかもとさん、明らかに言いすぎだと思うし、赤ちゃんが泣くなどの他人のマナーを叱責できるマナーをご自身は持ち合わせていらっしゃるのでしょうか?

赤ちゃんが泣きやまないのが親のマナーかというと、私はそれ以前の問題だと思います。
場に応じてなだめたり叱ったり、また周囲に対してそれに対する配慮や気遣いが出来るかどうかがマナーでしょ?
着陸態勢に入ったところで搭乗員の制止を振り切って歩き回るのはマナー云々以前に犯罪ですから。
そんな人にどうこう言われたくない!と思うのは私だけ?

私が就職活動した時代は既にCAもアルバイトからの採用という時代で、私はもともと仕事としては魅力を感じていなかったお仕事。
そんな時代でも、子供の頃から憧れていた職に就くべく大変な倍率の採用試験を乗り越えて、かなり厳しい訓練を受け前の世代のCAと比べたら薄給と知りながらもやっとまとった制服なのにすぐに辞めて行く友人達を見て不思議に思っていたけど、CAの苦悩、改めて理解出来ました。
理不尽な事が多々ありそうなお仕事ですが、こんなクレーマーに負けず頑張ってほしいな。
そして、ここまで非常識な搭乗者に対しては毅然とした対応が取れるようなクルーが育ってくれることとそれを後押しできる会社になってくれることを切に願います。


こちらでさかもとさんのブログはご覧になれます。
さかもと未明の和みカフェ?










ペタしてね