旅立つ前にすべきコト!@先送りし過ぎてしまったESTA更新と入国拒否事件 | 心のコンパスがさししめす まだ知らないどこかへ                 ~2度目の帯同はUSAからスライド ハードな国へ~

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旅の計画も旅も好き♪地のものを食べ歩くのも大好き♪
非日常のモノ・コト・体験&経験をしつつも
『懐に優しく上質でリュクスな旅』実現のため知恵を絞る日々と旅の記憶を気ままに綴る私の軌跡!

HGVCとJGCにSFC,時にはFクラス・LCCも活用しメリハリ旅を目指してます!


前にもチラッと書きましたが、今年はなんとなんと、芸能人かのごとくハワイで年越しが出来そうです。
と言うのも、香港での年越しがものすごく寒かった年に当たってしまって以来、
必ず主人が「年末年始にどこかへ行くなら暖かいところに行きたい!」と。
そのため、予算を考えつつリクエストにお応えしてここ数年は東南アジアで過ごす事が多かったのですが、
今度は「衛生面で不安があるアジアよりほかが良い!」などと言い出しまして。

最初は「お正月を海外で過ごせるなんて!」と言っていたのに、人間、慣れって怖いものです・・・。
どんどんわがまま放題になり、暗にハワイを要求してくる主人のご要望にお応えしてみる事となりました。
まぁ、私は主人より時間の捻出が出来るので別で旅行にも行ってるわけですし、彼が一緒に旅立てる時は出来るだけご要望にお応えして恩を売っておかねば!なのでね。

それにしても我が家にハワイで過ごす年末年始が訪れるとは!
出発が近づいてきても、毎年のように海外に行っていたせいか?家族が浮かれている割にはまだ実感がわかないです。


さて、その旅の準備ですが、随分前から行くつもりにはしていたものの、なんだかんだと結局直前にならないと最低限の手配さえしていない始末。
毎度変わらないなぁ・・・、私。
2か月も寝込んじゃってたので、予定がどんどん後ろ倒しになってしまい捗らないんですもの!と、完全に言い訳です。


絶対にやっておかねばならないこと!
夏頃、直前にチェックすれば良い!と思ってその場ではやらずに先送りしていたら先送りし過ぎてしまった
ESTA

当然ご存知の方が多いとは思いますが・・・
ESTAとは?
Electronic System for Travel Authorization、電子渡航認証システム
米国に短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で旅行する場合、ビザはいらないけどオンラインで渡航認証を受けてね!ってやつですね。
乗り継ぎで米国の空港を利用する時も必要です。

そんなESTA、有効期限が2年なんですよね。
ただでさえあっという間。
早めに更新手続きしちゃったら、1度の旅行で期限が切れかねない。
という事で先送りしてきたんですが、やっと同行の家族分有効期限を調べました。

出張でアメリカに行く主人はもちろん期限内。
妹も前回一緒に旅した東海岸の旅の時更新していたのでOK。
私と両親はNGだったので早速更新の手続き。

アメリカ大使館のHPから、申請のサイトへ飛んで更新手続きをします。
ネットから申請出来て簡単なのは良いけれど、14ドル(料金$10 事務手数料$4)も必要なんですよね~。
この申請が始まった当初は無料だったのに・・・何でもかんでもちょこちょこ費用がかさむのよね。
そんな事言いながらも、入国させてもらえなかったらはじまらない!
更新申請を済ませました。

ちなみに「入国させてもらえない!」なんて人はそういないでしょうが、もしも自分の名前がアメリカの関係省庁にマークされているテロリストとか犯罪者とかと同じだったり似ていたりする場合や、何らかのトラブルに巻き込まれた経緯がある方は事前に「自分は別人である!」ということや事実をきちんと申請しておく必要があります。
申請して承認されると証明番号がもらえるようです。

これ、犯罪歴とまでいかなくても、ちょっとしたトラブルに関連性があった程度でも、事前にキチンと証明しておかないと結構ややこしいことになるんですよぉ!
と言うのもね、高校から留学しアメリカの大学まで出てアメリカのそれなりに有名な企業で働いていた友人の身に実際に起きてしまった話。

現在は日本に帰国し外資系企業で働いてる方なので、日本から一緒に旅立った時のこと。
入国審査で突然拒否されすごい言い合いに!(それが更に問題を悪化させたようなのですが)
まぁ、本人はそんな目に遭う理由は何ひとつ身に覚えがないわけだから仕方ないかもしれません。
そして、結果は変わることなく何が何でも入国はNG。
そうなると、空港に留め置かれてもどうにもならないので、仕方なくそのまま日本にトンボ返りすることになりました。

帰国後調べてみると、意外とそのような方がいらっしゃるとのこと。
友人もそれにあたり、アメリカの入国専門の弁護士さんと連絡を取り合い調べてもらったところわかったことは、学生時代にアルバイトをしていた企業が不正な経理操作をしていて摘発され廃業するに至っていたのですが、その時企業にあった名簿の名前が控えられており、犯罪の片棒を担いだメンバーとして名前を連ねられていたことが原因と判明した!という結論でした。

でもね、アルバイトしてたのなんて20年近く前の事だそう。
アルバイト先の不正経理なんて知るわけもなく、既に日本に帰国してるので倒産したことも名前が残ってたって事さえ知るわけもない。
それでも、何らかのトラブルの関係者という事で入国は数年に渡って認められず大変な手続きを踏んでやっと最近許可されたとのことでした。

アメリカに本社がある企業に勤めており、アメリカ出張が頻繁にある人だったので旅行の際に拒否されたのは職務への影響が少なく不幸中の幸いだったかもしれないけれど、その後本社への出張も出来ないまま数年を過ごさなければならず、信頼を失い大変だったとのこと。

ここまで大変な目に遭う可能性は多くの日本人はないのかもしれませんが、いちど拒否されるとそれを払拭するためには英語で弁護士への依頼が必要な場合もあるらしく、身に覚えがなくとも高いハードルに泣き寝入りする方もいらっしゃるとアメリカの弁護士さんから聞かされたとのことでした。

こういったケースがあることを知り、ちょっとした手続きは面倒だけど他人事と思わず丁寧に手順を踏んでおかないと、思わぬトラブルが転がってないとも限らないので気を付けなければ!と私自身が感じた事件だったので、旅行に行く機会が増えるこの時期ですので付け加えてみました。


とりあえず、足と宿と入国させてもらえる資格、これだけやっておけば最低限大丈夫よね(苦笑)
最近の私、こんな旅立ち方です・・・、ダメだなぁ。

この時期にこの状況だと、いつものことだけどもう時間もないし年の瀬でいろいろと忙しいので、事前リサーチなんて出来ずにそのまま飛んでいく状況になりそう(泣)
出発当日は主人の数日分の食事の支度とわんこの送迎もあるし、またもやドタバタになるのが既に目に見えているような。。。
何とか無事に飛び立てれば良し!と思う事にします。




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