中国の権力闘争劇場なう チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の集団はスキャンダラスな件 | 潜伏中なブログ

潜伏中なブログ

政治・経済・時事ネタを勝手につぶやく。

世界を知ること。明日の日本を考えること。

我 不惑なれど 未だ悟りを得ず。

Free Tibet 第十四世达赖喇嘛 Dalai Lama Tiananmen Massacre  天安門事件 日本国島根県竹島 Takeshima, 日本国沖縄県石垣尖閣 Senkaku


0:50~7:00
で私が最近断片的に見聞きしている中国の権力闘争の流れの解説をされています。分かりやすいのでどうぞ。

チャイナ。ナイン

今までの自分なりの解釈(間違ってたらごめんね
 
2009年末 民主党政権直後 
   ➡習近平副主席が訪日し、鳩山政権下の小沢幹事長(当時)が天皇陛下にゴリ押し面会を求めて「天皇陛下の政治利用だ!」と大問題になる。 その年の暮れに小沢は民主党議員100人の大朝貢団で支那共産党皇帝に謁見。(爆)

・・・色々ありました・・・

2011年末~ 
   ➡習近平が次期国家主席として訪米、(しかし胡錦濤の嫌がらせに遭う)
   ➡中国最大の都市、重慶no.1の
薄熙来氏がチャイナ・ナイン入りが有望視

2012年
1月 ➡
重慶市no.2の王立軍(部下の「おうりつぐん」)がアメリカ大使館駆け込み
2月 ➡薄熙来(はくきらい)氏の監督責任だと新聞などで叩き世論操作
   ➡薄熙来の妻のスキャンダル(イギリス人殺害疑惑)
3月 ➡共産党 薄熙来(はくきらい)氏が失脚
4月 ➡粛正か?
5月 ➡クーデターの噂

・太子党(たいしとう 坊ちゃん)vs 叩き上げ共産党幹部
・江沢民(こうたくみん)系 vs 胡錦濤(こきんとう)系
・王立軍(おうりつぐん)は人の名前です。(笑)ワンちゃん

とか出演。 



或はこういう見解もある、
チャイナ・ナイン
http://www.financial-j.net/blog/2010/11/001453.html さまより



 しかし人名とかの漢字・日本語読み・英語読み(音読み)の一覧作って欲しいわ。 英語だとchiang kai shek, チャンカイシェック, 蒋介石, しょうかいせき マジで支那語対応知らんと読めんわ。

 最近イギリスの経済誌チラチラ見てますが、アヘン戦争時代から香港返還など大きく中国に入り込んでいるイギリス視点の記事(イギリスというフィルターを通して見る)
が日本語でみる日本人発想や中国人発想の翻訳版に対して面白いです。
 
 特徴はコメント欄には中国人はもとより英語圏や英語を使える様々な国の人が書き込んでるので(読むのは癖のある文章が多くしんどい)相手の思考回路が面白かったり。

 苦痛にならない程度にチェックしたいですね。(そうか!翻訳機能があるじゃん!!  インターネットって素晴らしい☆)


孫武曰く、
敵を知り己を知れば百戦危うからず」 孫子の兵法より

 注)ソンっていう自分の先祖が孫子だ「400年前に朝鮮半島にやってきた孫武の末裔で、華僑だと言っていた ... 」という大嘘を平気で触れ回っていた違法入国の無番地のイカサマ朝鮮人のことじゃないよ  ソンはぺくちょんらしい。




以下 ざっくりとした資料です。


[Financila Times]薄氏失脚が示す中国のバランスを欠いた成長の欠陥(社説)

(2012年4月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 中国重慶市の共産党委員会書記だった薄熙来(はく きらい)氏の失脚は、目が離せないほど面白いドラマの様相を呈している。10年に1度の指導部交代が円滑に進むよう望んでいた共産党は身内の恥をさらけ出さざるを得なくなった。

 今回の解任劇は深刻な問題をはらんでいる。薄氏が単に危険な逸脱者であったならば、指導部は今年の秋に薄氏を政治局常務委員会に選出せず、ひそかに主流から外すこともできただろう。指導部が薄氏をこれほどあからさまに解任しなくてはならなかったのは、最高指導部で激しい権力闘争が生じていることを示唆している。

 薄氏失脚で政権移譲プロセスは既定路線に戻るかもしれない。習近平(しゅうきんぺい シー・ジンピン Xi Jinping)国家副主席と李克強(り こくきょう、リー・クーチアン)副首相はそれぞれ次の国家主席と首相の最有力候補だが、まだ確実ではない。イデオロギーと派閥間の抗争が解消しなければ10月の指導部交代までにさらなる波乱も起こりうる。

 薄氏の失脚劇は共産党の秘密を暴いた一方、党がなお神秘のベールに包まれていることを浮き彫りにした。だが、何億人もの民衆が接続できるミニブログでは今回の件について何カ月も前から驚くほど正確な臆測が飛び交っている。

 インターネットが発達した現代では、共産党は国内問題を秘密裏に処理できなくなった。党は薄氏の失脚を「全ての者は法の統治下にある」という証しにしようとしている。これは妙案だが、むしろ今回の薄氏解任騒動で、権力層は豊かな富を享受し罰を受けることもない、との確信が民衆の間で強まっただろう。

 共産党が学びとることができる教訓は何か。第1は薄氏の妻である谷開来氏の裁判を公開し、透明性を確保すること。実現するチャンスはほとんどないが、政治的な魔女狩りの様相を強めるほど党のイメージは悪化するだろう。第2に、共産党は薄氏がどんな罪を犯したのかを詳細に説明しなくてはならない。

 第3に、新指導部は薄氏の政治手法により表面化した問題に対処しなくてはならない。重慶市で薄氏が高い人気を博したのには理由がある。反汚染や反格差などを掲げた同氏の政治手法は民衆の共感を呼び、バランスに欠ける中国の成長の欠陥をさらけ出した。

 党の正統性回復を望むのであれば、新指導部はこうした問題に正面から取り組まなければならない。次期指導部にとって、これは最も困難な課題となるだろう。

江 沢民 こう たくみん、チアン・ツォーミン Jiang Zemin
胡 錦濤 こきんとう フー・チンタオ  Hu Jintao

など。

追記
2012.5.10
写真、図などを付け加え、修正しました。