「どうぞ、着きました。こちらにご主人様がいらっしゃいます」
執事の真崎さんに連れてこられたのは
いかにも高級そうなマンションの最上階で
エレベーターを降りるともう、そこはエントランス
つまり、ワンフロア全部・・・かぁ~
閑静な住宅街にそびえ立つ、門構えもしっかりした豪邸を想像していた私は
若干の肩透かしをくらったが
これはこれで・・・・なかなか緊張するものである
とにかく、とっとと話をつけて、家に帰らなくては・・!!
「ご・・ ご主人様って・・」
イケメン執事の口からご主人様って・・・
リアルに聞くと響きが超甘美!!
なんて酔いしれている場合ではない
「あ、失礼しました。りか様の旦那様になられます・・・チョン・ユンホ代表です」
「ちょ?」
「・・・心配なさらなくても、ご主人様は日本語も話せますので^^
ではー」
そういうと、執事の真崎さんは、目の前の大きな扉をあけ
「・・・ 中でお待ちです。どうぞ」
私の背中をトンッと押した
うわっ、わわわっー
あやうく、前につんのめりそうになるのを
必至でこらえ、進んで行くと
大きく拓けたリビング?部屋?の中に
その・・・
影をとらえた
あの人が・・・・?
なにあれ?
そこに、佇んでいるだけで
その姿が絵になって
ごくんっ
思わず生唾を飲み込んだ
「・・・ ご主人様、お連れいたしました」
後ろから、執事さんの声が飛んだ
その声に反応して、彼がゆっくりとこちらを向く
なんだろう?
彼が放つオーラに、どきどきする
目が・・・・
合った
「・・・ ん・・・」
ひとことだけ、そう返事をすると
彼は立ち上がって ゆっくり歩いてくる
「・・・・ 荷物は?まだ車に?」
じりじりと・・・・
距離をつめてこられて・・・・
「え?荷物って・・? あのっ、今日はただお話にー」
なに?
この人、まさかこんなバカな結婚話、受けようと思ってるの?
いやいや、ないでしょ
だってこの風貌
全然、ぶ・・・じゃないじゃないのっ
それどころか、寧ろ・・・なぜ?
「ハナシ?・・・ 話なら、もう聞いてる。」
「え?聞きました?だったらこんなのおかしい、って思いましたよね?」
目の前に立たれると・・
すごいっ
・・・・ いい匂いもする(〃∇〃)
じゃなくってー
「あの、・・・チョンさん?」
見上げて問いかけると
「恭弥!ほんとに荷物はないのか?」
私のこと、通り越して執事さんに話しかけてるっ!!!
「はい。何も・・・」
だから、上で会話しないでっ!!
「じゃあ、明日とってくるんだな。今日はもうこのまま寝るか。
恭弥、何か適当に準備してやれ」
「はい」
という返事が聞こえ、執事さんがどこかへ行っちゃった
今日はもう、このまま寝るーー!?
「えっ?ちょっとっ!!だから意味わかんないんですけどっ
あなた、まさか本気で私と結婚するつもりじゃないですよね?」
ありえないでしょ!!
そもそも、あなたならどんな相手でも引く手あまた
よりどりみどり・・・
「・・・ するけど?」
「・・・・
(ぱちくり!!)」
あうあうあうっ・・・
「なっ・・ 何をそんな真顔でっ・・・
え?わかってます?結婚ですよ?結婚!!!
結婚というのは愛し合った男女がするものでー
そもそも私たちは今が初対面っ!
この話は、うちの父と、あなたのおじい様の酒の席でのー」
「おまえ・・・ 何も聞いてないのか?」
「何も聞いてない、って?だから、お2人の酒の席でのただの口約束・・・」
「口約束でも契約は契約。知らないのか?いまどき、子供でも知ってるぞ?
それに今頃、おまえの父の口座には1千万が振り込まれているはずだ。」
「いっ?いっせんまんっ!?」
お金っ?
なに?その大金・・・
お父さん、なんのかんのいって、娘を売ったわけっ!!?
彼は・・・
くすっと・・・ 笑った?今ー
「もしかして、なかったことに出来るとでも思ってたのか?」
「・・・・だって・・・ とりあえず、行って来いって・・・」
そんな大金も絡んでるとか
全然聞いてないし
そもそも、お父さんだって、酒の席での冗談かと、って・・・
「残念だったな。覚悟を決めろ。
おまえは俺と結婚して、一緒にここに住むんだ。」
ここに・・・ 住む?
「言っておくがー・・
あのじーさんの決めたことは絶対だ」
ひっ・・・
でも・・・・
この人ちょっと、グランチェスター伯爵に似てるかも
なんて思っちゃったり
だとすると、執事の真崎さんと・・・・
とか想像しちゃったり・・・
さっきから私の頭の中で腐・・な考えが、ピコンピコンと反応しすぎて
いざとなったら、バツひとつくらい、ついてもいいか~
なんて・・・
思ったのは甘かった
世の中そんな、おいしい話はない
と、のちのち、思い知らされることになるなんて
この時の私は
驚きでいっぱいで
まったく、先のことがわからなかった
つづく・・・・
(画像、お借りしました。ありがとうございます)
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ハイ、こんなん始めてみましたけど
どうですかね~?
とか言いつつ、自分ではこれ、楽しんで書けそうな気がものすっごぉ~~くしているので
よかったら一緒に楽しんでやってくださいませm(_ _ )m
長くなるかわからないので、タイトルでテーマをわけるのはやめて
『ユノで妄想』 の中におさめていこうと思ってるんですけど・・・
長くなりそうだったら、飛び出しましょうか!(笑)
よかったら、感想聞かせてやってくださいませm(_ _ )m
私のブログの読者さまはチャミペンさんが多いので
求む!ユノペンさん!!
という気持ちで書いていこうと思います
それでは皆様、週末のお楽しみになってくれるといいな~


