「え?おまえ、まだ美貴ちゃんに、つきあおうって言ってないの?」
「・・・・・・・・・」
営業の合い間、たまたま時間の合った空也と遅めの昼食をとっていた
「うそだろ~、てっきりもうつきあってんのかと思ってたよ。何やってんだ?」
「だって!・・ 考えたらオレ、彼女にさんざん酷いことを言って振ってるからね?
それなのに、婚約がなくなったからってすぐ、って言うのもどうかと・・・」
「はぁ~~?そんなこと言ってて他のヤツにとられたらどうするの!
美貴ちゃん、可愛いし。俺もヘリョンがいなかったらー」
ギロッ
「うそうそ、ごめんごめん!美貴ちゃんならほかのヤツなんて見えてないから大丈夫!
それはそうと、ご両親、大丈夫だったか?その・・ 婚約、ダメにしちゃったこと・・」
「あぁ。・・・チャンミンが初めて反抗した~、って、なんだか変に喜んでた・・」
「・・・ いい人たちだなぁ~・・」
ええ、本当に・・
「空也は、幸せか?」
「は?なんだよ、それ・・。幸せか?って?・・まだわかんねーけど、うん、まぁ幸せ?
つうか、ラブラブ?ほら、今まで会えてなかった分ー」
「もういい。」
「ええー、聞いといてそりゃないだろ。もっと聞いてくれよ、チャンミ~ン・・」
確かに空也の言うことにも一理ある
タカヤナギ、って言ってたかなぁ・・アイツ
「近いうちになんとかしよう」
「え?なんとか、って・・え?あ、美貴ちゃんのこと?」
「・・・・・・」
「近いうちとか言ってないで、今日でも言ってあげれば?美貴ちゃん、すっげぇ喜ぶぜ?」
「いや、・・それは・・ まぁ・・・」
想像できますけど・・
「うわっ・・おまえ、何赤くなってんのっ!?」
「はぁ~っ?///」
「え?え?え?そんなキャラだった!?」
「うるさいっ/// 見るなっ///」
まったくっ////
アイツの顔、想像しただけでそんなふうに言われるなんてっー
想定外だ
・
・
・
・
・
「・・それで?『ご想像にお任せします』って、チャンミン言ってたけど?」
きゃうーーんっ
もっと言って、もっと言って!!!
麻衣を始めとする女性陣にぐる~~っとまわりを囲まれ
私はまるで法廷の被告人・・・
でもでも、それでも何だか嬉しい(*>ω<*)テレルー
「まさか美貴、ほんとにあの、チャンミンとつきあってるのっ!?」
あ・・・・
そこ、直球で聞く?
よね・・・
「ううん、つきあってないよ?」
まだ・・・(*v.v)。
ほぉ~~~
一同すっごいため息とともに
大きく安堵の声が漏れ始める
ーー やっぱり
ーー ねー?
ーー おかしいと思ったわよ
全部、聞こえてます
「つきあってない、ってのはわかったけど、ならいったいどういう意味なの?
あんな言い方されたら、誰でも誤解するでしょうに!」
「う~ん・・ なんていうか・・・」
どうしよう?
なんて説明したらいいのかなぁ?
「う~んと・・・」
みんなの視線が痛い・・・
・
・
・
・
・
「ねぇ、チャンミン!今日、よかったら一緒に食事でもどうかな?」
「チャンミン!!今週末、予定空いてる?」
「来週ならどう?」
「お弁当作ってきたら、受け取ってくれますか!!?」
「・・・・・・・」
いったい、どういうことだ?
営業先から戻ってきた途端、社内を歩いているだけで
色々なところで、やたらと女性から誘われるんだけど・・・
「なんかおまえ・・ いつにも増してモテてないか?」
たまたま、出くわした空也でもそう思う・・?
「・・・ なぜでしょうか?」
「俺に聞くなよ」
ですよね・・・
「あ、いた!チャンミンっ!!」
・・・?
また名前を呼ばれて振り返ると
ひとりの女性社員が駆け寄ってきた
「私っ、覚えてます?前にあなたに告白して振られたんですけど・・・」
「・・・? ごめん、覚えてない」
「あ、そうなんですか・・。でもっ!!私も実はあれからもずっとチャンミンのこと好きで
諦められなかったんですっ!!だからよろしくお願いしますっ!!」
私・・も?
だからよろしくお願いします、って・・
「え?なに?それ・・ どういうこと?」
(素敵な画像、お借りしました。たとえ問い詰められるにしても、こんなふうに見つめられたらキュン死してしまいますよね・・・)
「え?だって・・ しつこく思い続けていたら考えてもらえるって聞いて・・・
違うんですかっ!?」
しつこく思い続けていたら?
「・・・ 誰に聞いたの?それ」
「誰に、って・・ なんか総務の子が言ってた、って今、すごい噂になってて・・・」
ソームの子・・・
ふぅ~~ん・・・
なるほど、ね
「悪いけど、それ、根も葉もないただの噂だから。」
「え・・・。」
「ありがとう。僕なんかのことをそんな、思い続けてくれて。
でもごめんね。君の気持ちには応えられない。早くいい人を見つけて」
「・・・・ はい」
ふぅ~
彼女の後ろ姿を見送ると、そばを離れていた空也が近寄ってきた
「しつこく思い続けていたら考えてもらえるって、まるでー」
「言うな。俺が一番よくわかってる」
「アハハハハ!今度は何?美貴ちゃん、また何かやらかしてんの?
あ~あ~、自分で自分の首をしめること言っちゃって・・・」
「アイツはほんとにバカなんじゃないか?」
「あれれ?自分が一番よくわかってる、んじゃないの~?」
「・・・ ちょっと・・ 考え直した方がいいかも・・・」
「プハッ!!ハハハハハッ」
・
・
・
・
・
「みっきちゃ~~ん」
総務課のドアのところで、私を呼ぶ声が聞こえ
振り向くと
空也くんが、おいでおいで、と手を振っている
「どうしたんです?お久しぶりじゃないですかっ!」
近寄って話しかけると
ちょっといい?って離れたところを指され
私は少しなら、とあとをついていった
昨日のチャンミンとは違い
今日は誰もこっちを見ていない
まぁ、イケメンと言えど、今の空也くんは彼女にメロメロだという噂も立ってるしね
「ヘリョンさんとは、その後、うまくいってるんですよねっ!」
「おーー!もうさ、ラブラブ^^」
両手を頬にそえ、なんともだらしない顔をする空也くん
ちょっと笑ってしまった
「じゃあ今日はー」
「アイツ、カンカンよ?」
「え・・?」
空也君が、アイツ、って呼ぶのはー
「チャンミン・・が?怒ってるんですかっ!!?」
私は空也くんに詰め寄ると
いきなりの剣幕に驚いたのか
少し空也君が後ずさった
「お、おぉ・・」
「えっ?どうして?何かありました?」
「何かって・・ 美貴ちゃん、誰かに変なこと言ったでしょ?」
「変なこと・・?」
「しつこく思い続けていたら考えてもらえるとかなんとか」
「あー、それですか!それなら、今朝麻衣たちに問い詰められて・・って
え?それ、どうして知ってるんですかっ!?」
空也君、オーバイガー、とばかりに両手を広げ、大袈裟にため息をついた
「おかげでチャンミン、モテモテよ?いつにも増して。」
「ええーーっ?なんでなんでっ?え?チャンミンがモテるのは当たり前ですけど・・
なんで私のおかげなんですっ?」
「そりゃ、君がそんなことを言うからでしょ。前に振られた子とかも言い寄ってきてたよ?」
「・・・・・・・・・・・」
前に振られた子がまた・・!?
な・・・
なんてこと・・・!!
ただでさえ、モテモテなのに・・・
そんな人たちにまで私が火をつけた?
「どうしようっ!!そんなにモテモテになっちゃったら・・・また私のこと、考えてもらえなくなるんじゃ・・」
「あ~そうだね、考え直すって言ってた」
「ええええええーーーーっ」
ガーーーン・・・
マジでぇーーーーっ
ショックだ・・・
ショックすぎる・・・
「なんでそんなこと言っちゃったの?」
どうしよう・・・
考え直すって・・・
せっかく、ちょっと待ってて、って言われてたのに・・・
「・・・美貴ちゃん?」
「だって・・どうしてチャンミンが私のことを相手してくれるのか、て言われたから・・・
ずっと思い続けていたら考えてもらえるようになったとしか・・・どうしよう、空也くん!」
「プッ!ハハハハハッ・・ やばいっ・・美貴ちゃん、面白すぎるっ・・ハハハハッ」
・・・はぁ?
面白すぎるって・・
「ちょっと空也くん、そこ、笑うところじゃないけど?私は真剣にー」
「あー、はいはい、ごめんごめん、実はね?」
「大沢さんっ!!!何やってんですかっ!!!」
・・え?
「・・ 高柳くん?」
これ・・・
前にもあった
うん
確か昨日、チャンミンと話してたときに
「今は休憩時間じゃないんですよ?・・・ 橘さん?彼女いるのに、大沢さんに何か用なんですか?」
「え?あ、いや、俺は・・」
ゲーーッ
やばいっ
高柳くんったら、空也くんのこと睨みつけてるっ!
「すみませんっ、空也くん、じゃあまたっー」
私はペコリと空也君にお辞儀をすると
高柳くんの背中を押しながら歩き出した
「また、って何ですかっ?ちょっと美貴さんっ!?」
「いいからいいからっ、はい!戻って仕事なんでしょっ?行くよっ?」
もごもご言ってる高柳くんの背中を押したまま、さっきより早足で私は進んだ
「・・・ へぇ~。何だか面白そう・・?」
後ろでボソッと空也君が呟いた声など聞こえずに
だって、頭の中はー
怒ってるチャンミンでいっぱいだったんだもん
つづく・・・
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
あ~
また、とめどなく・・・
普通に彼らを書いてるだけ・・・
どうしましょう
このまとまりのなさ・・・
へこむわ~
それでも書いちゃうんですけどね
これは私のサガ・・・
てへ(*゚ー゚)ゞ
色々書いちゃってますけど
順不同で
思いつくがままに・・・
ごめんなさい、ほんと
読みにくくて・・・
