・・・ なんでこんなことになってるんだ?

 

 

「森島くん、彼女作る気になったって聞いて・・ 前は断られたけど、今ならどうかな、って思って・・・」

 

「・・・ ごめん」

 

 

 

朝から何人目だよ

 

 

 

「おい、笹本。・・・ ちょっといいか?」

 

 

お前、今日、何度も目、逸らしたよな?

 

 

「いや、オレはね?昨夜、『森島、彼女作る気になったってよ』ってちょぉ~っと呟いただけだったんだけどなぁ~」

 

「ちょぉ~~っと つぶやいた?だけ~?」

 

お前のSNSはそんなに効果があるのか!?

 

「きっと、拡散されちゃったんだろうね~」

 

「オレはな、作る気になった、じゃなくて、作る、って言ったんだ」

 

「え?何か違うの?」

 

「wwwwwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何か・・・

森島くんがいつにもまして、モテていらっしゃる・・・

 

なんでも?

彼女を作る気になったんだとか

 

はぁ~

遂に誰かの彼氏になっちゃうんだ・・・

 

 

「夏川、ちょっといいか?」

 

「松永?・・・ん、いいけど」

 

 

あっち、って視線もらって、私は松永についていった

 

まだちょっとまわりの視線が気になるけど

それでも以前よりは全然マシ

それもこれも

武田さんの爆弾発言のおかげよね~

 

松永、気づいてんのかしら?

 

っていうか

松永と話すの、あれ以来だ

 

 

 

「・・ ここでいいか」

 

 

おそらく誰も周りにいないであろうことを確認したのか

かなりきょろきょろしてから

松永が話し出した

 

 

「なんか、気を遣うな」

 

「そうね。でも、あんまり気にしすぎると余計に怪しまれるんじゃない?」

 

「あ、そうか?あーもう、なんかわかんねーわ」

 

「で?なに?」

 

「いや、そろそろ店、決めねーといけないんじゃ?って思ってさ。お前、どっかいいとこあった?」

 

「あ、うん・・ いや、ない。」

 

「そか。じゃあ、オレが候補に考えてる店があるんだけど、よかったら今夜、確認がてら、一緒に行かないか?」

 

あれ?

松永・・

思ったより普通に話してくれてる

 

だからか

普通に話が出来てる

 

「それって、ふたりで?」

 

「やっぱ・・ まずいか?」

 

「あ、ね!よかったら武田さん、誘ってみない?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

あれ?

この反応は・・・

どうなの?

 

「ん~・・ ありのようで・・・ なしのようで・・・うう~ん・・」

 

「何?」

 

「まぁ、武田がいた方がいい話もあるし・・・ わかった。誘ってみるわ」

 

「うん。」

 

「じゃあ、終わりそうな頃また連絡する。ロビーで待ち合わせよう」

 

「わかった」

 

 

武田さんがいた方がいい話?

 

なんだろ

 

実は本当に付き合うことになりました~

 

とかだったら嬉しいな

 

 

とにもかくにも

 

また普通に松永と話が出来て嬉しい

 

今夜は・・・

 

 

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