最近、私の夢によく出てくる人がいる
その人が出てくる夢を見た朝は
決まって心臓がバクバクしている
残念ながら、それが誰だったのか
目が覚めると思い出せないけど
架空の人物ではないような気がしている
もちろん、勝手にね
だって、あ、またあの人だ
って夢の中で思ってるのよ
それは覚えてる
でもじゃあどんな夢だった?って思い出そうとすると
その内容も、その人の顔も
ついさっきまで覚えていたはずなのに
全く思い出せない
端から消えていく感じ
これがバクに食べられるってことなの?
なんて考えつつ
やっぱり浮かれている自分に
呆れる
 
そう、そんな夢を見て浮かれてるなんて
現実での欲求不満を感じるわ
28歳、彼氏なし
仕事に生きてきたつもりなんてないのに
気がつくとそれなりのポストも与えられ
得意先にも少しづつ顔が利くようになってきている
とはいえそんな自分に奢ることなく
ここで気を緩めてはいけない
と、いつも自分に言い聞かせて
初心忘るべからず
をモットーに生きてきた結果
 
こうなったwww
 
やっぱり私って、仕事に生きてるのかぁーーーー!!
 
彼氏が欲しくないわけではない
けど・・・
社会人になって初めて好きになった同期の彼に
あっけなくフラれて以来
どうにもこうにも恋愛というものに億劫になってしまい
合コンの誘いを断っているうちに
遂にはその誘いすらお声もかからなくなってしまい
 
何の因果かプライドか
 
いつぞや、飲み会で後輩に
「夏川先輩って彼氏いるんですか~?」と酔った勢いで聞かれ
 
こちらも酔った勢いで
「ええ!」
 
なんて答えてしまったところ
思いがけず、
「やっぱりそうですよね、夏川先輩の彼氏なら、さぞかしイケメンなんでしょうね~」
から始まり
あっという間に私の彼氏像がハイスペックイケメンということで出来上がってしまった
 
噂を訂正して回る気力もなく
放置しているうちに
社内ではそのまま、私にはハイスペックイケメン彼氏がいる
ということで定着してしまったようだ
 
まぁ、彼氏などいないという真実を知っている同期もいますけどね
そんな彼女ですら、笑ってるわwww
 
そう
今、私の隣でね
 
久々に仕事終わりに誘われた、行きつけの居酒屋で
 
そしてなぜ、私がこんなことを考えてしまったかというと
彼女がほんの数分前にボソッと呟いた一言のせい
 
 
 
「あさひ、私、来月、結婚退職するから」
 
 
 
夏川あさひ、28歳
 
親友だと思っていた同期の二階堂 茜から
突然爆弾を投下されました