「ええええええええええーーーーーーーーーーっ」

 

 

若い女の子の甲高い声が耳をつんざいた

さすがに もう50も過ぎる歳になると

耳に響くわ

 

 

「それでママ、なんでパパさんと結婚したのっ!?」

 

 

私をママと言い、旦那のことをパパさんと呼ぶこの女の子は

 

私たちの長男、諒くんの彼女、マヤちゃん

 

ーー 結婚したい子がいる

 

と諒くんに彼女を連れて来られてから

そのテンションになかなかついていけないかとも思ったけど

 

何回か会ってみると

 

見た目と違って、本人はとってもいい子で

可愛くて

常識もきちんとあって

 

結婚式の日取りも決まった今となっては、私はかなり気に入っている

 

だからかな

こんな昔話なんかしてしまって・・・

 

だって

ママとパパの話を聞かせてほしい、っていうから

 

諒くんとパパが一緒に出掛けているうちに

残った女子会トーク

 

 

 

「なんで、って・・・ やっぱり、パパといるのが楽だったからかな~」

 

 

「えー?私なら、そのイケメンさんと結婚するのに。なんでなんで?なんで別れちゃったの?」

 

 

「う~ん・・ なんでかなぁ~?ちょっと私には、もったいなかったのかも。そうね、私には、パパくらいがちょうどよかったのよ」

 

 

そう

イケメンすぎると

いつも心配ばかりしちゃってね

 

うまくいかなかったなぁ~

好きすぎたっていうか・・・

 

 

「でもパパも、他の女の人とつき合ってたんでしょう?」

 

 

 

「そうそう!」

 

 

 

「なのに、どうしてまた、パパと元サヤに戻ったの?」

 

 

 

「うう~ん・・ なんだろ?たまたま、友達の店で再会しちゃってね~」

 

 

そうそう

あのときはびっくりしたなぁ~

 

 

虎太郎ってば

キョーちゃんの店で酔いつぶれてるんだもん

その姿があまりにもかわいそうで・・・

 

 

「なんか・・・ ほっとけなかったのよね」

 

 

 

キョーちゃんにも笑われたけど

 

こいつはいつも、こんなだよ、って

 

 

 

私・・・

 

虎太郎のこと、ちゃんと知らなかったんだなぁ~って

 

 

そこからは

何だかふたりとも

 

お互いの新たな一面の発見の連続で

 

あんなに長い時間を一緒にいたような気がしてたのに

 

なんだったんだろう?ってくらい

すごく新鮮な毎日で

 

 

自然と、一緒になろうか

 

って気持ちが生まれてた

 

 

 

拓海くんとつきあってた時みたいな

 

ドキドキ胸が苦しくて

切なくて

 

なんてことはなかったけど・・・

 

 

 

 

「人の想いって・・・ なかなか、ままならないものなのよね~」

 

 

 

「でもパパさん、ママのこと、すっごく好きって感じがするぅ~」

 

 

「そう?・・・ そうなのよ、パパったら、昔っから、私のことが大好きなの」

 

 

 

ふふふ

 

 

 

ね?

 

虎太郎

 

 

 

 

 

 

 

~~~ おしまい ~~~~

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

私の拙いリハビリに

最後までつきあってくださった皆様

 

本当にありがとうございました

 

 

このラストには

共感できない部分もあるかとは思いますが

 

ラストは、なんだかんだ言っても

やっぱりこのふたりで

と思ってしまいました

 

冒頭始まった苦悩の三崎千尋は

結局幸せにはなれなかったのか?

 

とか

 

じゃあイケメンの拓海くんは?

 

とか

 

思うと

あのまま、二組のカップルで

幸せになってほしかった

 

という気持ちも芽生えたり

私もとってもとっても悩んだ結末ですが

 

熱き衝動に駆られた恋愛もできた

ということで

 

このラストに落ち着きました

 

 

 

 

タイトルどおりで

 

いいラストじゃないです?自画自賛www

 

 

 

29話

 

にくいわ

 

 

 

と思っていただけたら

 

とっても嬉しいです

 

 

 

 

リハビリ

 

出来ましたかね?

 

 

今度はどんなお話がいいです?

 

 

またつきあってくださいます?

 

 

だといいなぁ~

 

 

ありがとうございました^^

 

 

 

りか