わからないんですけど・・!

 

意味が・・・

 

さっきの、仁宮くんの・・

 

グー?

あれ、グーなの?

 

なになに?

仁宮くんのご協力とやらは丁重にお断りしたわけだし

そもそも私はフラれているわけだし・・

 

 

でもちょっと

 

もしかしてだけどさっきの

 

主任がやきもち妬いてくれたんじゃないか?なんて

 

うぬぼれちゃったりしなくもないっていうか

 

 

このさっきからずっと繋がれた手は

 

いつ離されてしまうんじゃないかって

びくびくしていて

 

そのせいか、かいてる手汗も半端なくって

 

あーでも

離したくなくって

 

できれば、つないでいるということを主任が忘れてしまわないかな

なんて祈ってて

 

でも私の、多すぎる手汗がそれを許さなくて主任に気づかせてるに違いないはずで

 

あー、やっぱり好き好き好き

 

 

 

「しゅにーーん・・ 私、不倫でもいいかもしれません・・」

 

 

「はぁ!?」

 

 

私のぼやくような発言に、ピタリと主任の足が止まった

 

 

つられて私も立ち止まる

 

でも、私の口をついて出てくる気持ちはもう

止められなくって

 

「だって、どうやったってこんなの・・・・

私、主任が視界に入ったら・・ 絶対追っちゃうし、声が聞こえたら振り向くし

もう、五感が全部反応しちゃうし・・・」

 

吐き出してる私の、正面に立った主任が

少しかがんで、覗き込むように視線を合わせてきてくれて

そんな優しい視線に私の心はもう、張り裂けそうで

 

「なに?それって・・ もう待ちませんとか言っといて、まだ俺のこと好きってこと?」

 

「主任が彼女さんにプロポーズしたの、知ってます

そんだけ好きだってことも・・ だから私、諦めなきゃって思ったんですけどもう

何だか全然無理で、だったら私、不倫でもー」

 

 

むにゅーーーって

ほっぺた、両方から主任の手で挟まれて

思いっきりぶっさいくな顔して私・・・

くちびる、突き出してる状態で

 

 

「不倫なんか、俺は嫌だけど?」

 

「・・ひぇふひょへ~・・(ですよねー)」

 

 

頬、つままれてるから、ぜんっぜんうまくしゃべれなくって

 

 

「ハハッ・・ 何言ってんのか、わかんねー!」

 

 

・・・ 誰のせいだとっ?

 

 

あーでも、その笑った顔も

この、私の顔をつまんでる手も

 

全部全部やっぱり好きなんですっ

 

 

「俺はそんな、優しくないし・・ ご存知のように?仕事、仕事でそんなかまってやれそうにないけど・・」

 

 

 

ふわっ・・

 

突然、主任の両手の力が緩んで

頬に添えられてるだけな感じになって・・・

 

 

目の前には主任の綺麗な顔がドアップで存在していて

 

 

 

 

 

 

「・・ それでもよかったら、つきあう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ っ!!!!!!??????」

 

 

 

 

 

信じられない言葉を・・・?

 

 

 

か・・・

 

 

神様・・・?

 

 

今・・

 

 

主任が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・ 返事は?」

 

 

「よ・・ よろしくお願いしますっ!!えっ?マジですよねっ?これ、あとでトッキリだとか言いませんよね?冗談だとか言っても絶対私っー」

 

 

んっーーーーーーー

 

 

 

くちびるっ・・

 

塞がれたっ・・!?

 

 

 

 

 

 

 

・・ と思ったら、離れちゃって・・

 

 

 

 

 

 

「・・ もっとしたいところだけど、ここでは無理、な?」

 

 

耳元でそう囁かれて

 

私はキュン死するかと思ったほどですっ/////////

 

 

 

ハッー

 

 

 

 

きょろきょろきょろ・・・

 

 

そうでした

 

ここは、道の往来・・

 

 

 

 

公衆の面前でこんなっ///////

 

 

はぁ~

でもでもっ、嬉しすぎるっ

 

 

夢じゃないよねっ?

私っ・・・

 

 

 

「ほら、会社帰るぞ?」

 

 

 

ぐいっー

 

 

 

またまた繋がれた手の

 

そのぬくもりが

 

 

夢じゃないよ、って教えてくれる

 

 

あー・・

 

今まで生きてきて、今日が一番嬉しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのあと

 

仁宮くんからの電話で

 

 

実は仁宮くんは、新田さんのことが好きなんだと教えてもらった

 

 

その新田さんがお気に入りだという松本主任には会わせたくなかったらしく

私にひとりで来るように、と言ってしまったんだとか

 

私に協力してやるって言い出したのも

とっととくっついてほしかったからだったんだって

 

でも、フラれてたのにどうして私が主任とうまくいくって思ったの?

って聞くと

 

 

 

 

だってあの人

 

名刺もらって、俺がまどかの名前出したとき

 

めちゃくちゃ牽制してきたからね

 

 

 

 

 

きゅーーん・・・///////

 

 

 

携帯を手に

 

真っ赤になっている私に

 

 

主任が

 

 

「なに話してんだ?」

 

 

とちょっとムッとした顔で聞いてきたのは

 

 

 

言わずもがな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おちまい

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

あんにょーん

 

またまた間が空いてしまってすみませんでした

 

 

やっつけ?www

 

くっつけちゃいましたけど

 

本当は、つきあってからのふたりとかも描きたいところですね

 

時間と余力があったら

 

ぜひ!!

 

 

 

そのときはまた、気が向いたら読みにきてやってくださいませ