このお話って、まだ3話なんですね~

いや、長くするつもりはないんですけどね

 

では、いってみましょうか

 

このお話をアップするにあたり、前の2話を直近に動かしました

びっくりさせてすみません

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「しゅにぃーーん・・ あれ?松本主任はぁ~?」

 

「右田さん、松本主任なら今日は一日外回りだよ、ボード見て!」

 

「えー、いないんだぁ~・・ つまんない」

 

 

 

そうよね、私もそう思うわっ!

 

にしても・・・

 

右田さん、この間主任と外回りしてから主任主任って騒ぐようになっちゃって

 

「あれは絶対、松本主任に落ちてる」

 

「声、漏れてるよ?まどか」

 

「純子ちゃん、ね?そう思うよね?」

 

「えー?思わないよ、そんな別に」

 

「何言ってんのっ?あれは絶対に主任のこと好きになってる顔でしょー!!」

 

「へぇ~ じゃあまどかと同じ?」

 

「はぁ~?一緒にしないでよっ!そもそも、どうして主任が同行しなきゃいけなかったのか

ぜんっぜんわかんないっ!そういうのは、大場先輩とか他の先輩に任せるとかすればいいのにー」

 

「ん?僕がどうかした?」

 

「松本主任と一日一緒にいたら、惚れるに決まってるじゃない!羨ましい!

どうせ主任が無駄にフェロモンふりまいたに違いないのよっ、ううぅーー」

 

「まどかちゃん・・・ さっきから、僕のこと見えてる?」

 

「大場先輩っ!?どうして?いつの間に??」

 

「ずっといたけど?」

 

 

え?だって、純子ちゃん・・・

 

見渡すと、純子ちゃん、しっかり自分の席に座ってカタカタキーボード叩いてる

 

「・・すみません、えと・・ 何か?」

 

「これ、ちょっと急ぎでお願いできないかと思って」

 

ポンッと資料を机の上に置かれた

 

「え?でも・・」

 

「僕も意外と忙しいんだ?ね?」にこっ

 

 

しまった・・!

聞かれてた、今の・・・

 

「wwwww はい、わかりました」

 

「ありがと、助かるよ。じゃー」

 

うぅーーーっ

大失敗だぁ~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ~・・ ちょっと休憩」

 

自分の席で大きく伸びをして、まわりを見渡すと

もう誰も残ってなかった

 

自分の手持ちの仕事が片付いたのが夕方4時で

それから大場先輩に頼まれた仕事に入って・・・

今、時計は7時をまわったところ

 

チラッと見る主任のデスクの上には

ファイルが山積みにおかれていて・・・

 

当の主任の姿は未だなし

 

今日は直帰なのかなぁ~・・・

 

 

「あれ?まだ、居たんだ?」

 

 

突然背後から聞こえてきた声にびくっとするも

それは待ち焦がれた声でないことは見ないでもわかる

 

 

「お疲れ様です。だって大場先輩、急ぎって言ったじゃないですか」

 

「あー、それ?明日でもいいよ?」

 

「え?」

 

いいの?

なんだよぉ~~

 

「もう遅いし・・ 帰っていいよ」

 

「え?でも・・」

 

 

思わずチラッと主任のデスクに目を馳せてしまった

 

 

「あー、松本? ・・・待ってるんだ?」

 

ドキッ

 

「違いますよっ!そんなっ////」

 

「まどかちゃんさぁ~・・・」

 

 

どういうと、大場先輩は、私の隣の席の椅子をひき、

背もたれを前にして跨ぐと、すがるようにして座ってきた

 

「な・・ なんですか?」

 

私の戸惑いに、くすっと笑うと

椅子の背もたれに両肘をのせ組むと

そこに顎をのせ、顔を傾ける大場先輩

 

ちょっと可愛くてドキッとする

 

「この前、飲み会の日、・・・ 松本とキスしてたでしょ?」

 

「っーーーーーーっ!!!!!」

 

 

顔が爆発しそう

火を噴きそう

 

見られてた?

あれ・・

 

見てたのっ?大場先輩っ

 

 

「見ちゃった・・んふっ」

 

「------っ!!!!!」

 

 

こっ・・ 言葉が出ないっ

ど、どうしようっ

どうしたらいいのっ?

こんなとき・・・

なんて言えば・・・

 

 

「あ・・ あれは・・その・・えと・・」

 

「いいこと教えてあげようか」

 

 

どきっ

 

 

「い・・、・・ いいこと?」

 

「そ、いいこと」

 

「・・・・ なんですか?」

 

 

先輩が、椅子ごと近づいてきて近いっ

 

どきどきどきどき・・・

 

「あのね・・?」

 

 

 

バンッー

 

突然壁を叩く音が聞こえたかと思ったら

 

「おまえら、なにやってんだ?」

 

 

ひやぁぁぁぁ~~~

 

こ、この声・・・・

 

 

振り向かずともわかりますっ

でも、顔見たいっ!!

 

 

くるっー

 

「主任っ!!」

「シュン?」

 

 

うっ・・

隣で聞こえた、主任の下の名前を呼び捨てにする大場先輩

うらめしいぃ(ジロッ)

 

 

 

 

「遅かったね」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

大場先輩のセリフはガン無視ですか?

 

つかつかつか、と私のところまでやってくると

目の前で立ち尽くし

 

「まだ残ってたのか?」

 

 

いいーーーーーっ

 

この、上から見下ろしてくる感じ!!!

 

「5分で帰る用意しろ」

 

「え?あの・・」

 

 

それって?

 

「もしかして・・主任が送ってくださるとか?」

 

「ん?嫌ならやめるけど」

 

「わぁーーっ、帰りますっ 用意しますっ!送ってもらいますっ!!」

 

私は大慌てでデスクの上を片付け始める

パソコン、電源落としてー・・

 

「えー、シュン、俺はぁ~?」

 

自分のデスクへと向かう主任のあとを

大場先輩が追いかけてる

目の端でもしっかり姿は確認してます

 

「は?おまえはひとりで帰れば」

 

「やだやだぁ~」

 

 

ちょっと・・!

大場先輩っ

まさか、一緒に帰るって言うんじゃないでしょうねっ

 

やだやだやだぁ~~

 

 

「あほか!」

ポンッ

 

あ、ファイルで頭、つつかれてる

羨ましい、大場先輩・・・

 

 

「ま、いいや。とっとと帰らないと、誰かに恨まれそうだからな」

 

 

どきっ

誰か、って・・・

 

 

「じゃあね、まどかちゃん!それ、明日よろしく!」

 

「あ、はい!お疲れ様でした!!」

 

 

ばいば~~い、って手を振りながら、大場先輩は帰って行った

 

 

ふぅ~

ホッとして胸を撫でおろすと

 

松本主任と目が合った

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく・・・