「ねぇチャンミン、甘いのと苦いの、どっちが好き?」

 

「あー、甘いのがいいですね」

 

キャーッ

甘いのだってー

 

 

「・・・・・・・」

 

昼休み、昼食を終えて戻ってきたら

わが社の人気ナンバーワン、シム・チャンミン君を囲んで

女性の輪ができていた

 

一瞬、なんの話?って思ったけど

すぐにチョコの話だとわかった

もうすぐバレンタインデーだもんね

彼の好みを聞いてるのか

 

 

今年は平日ど真ん中かぁ・・

 

壁にかかっているカレンダーをみながら席についた

 

チャンミン君以外の男性陣が

あの光景を見て見ぬふりをしているのが

何だか笑えてくる

 

 

若い子から、私よりも先輩の女性たちまで・・・

まさに、幅広い世代に彼は絶大な人気を誇っている

 

その人気は、社内に留まることを知らず

社外の取引先の女性をも虜にしているという噂

 

まぁ?

何回か取引先に彼と同行する機会があった私は

それを目の当たりにしているから

あながち、根も葉もない噂でないことはよくわかっている

 

 

「あ、中にお酒が入ってるやつは嫌ですね」

 

 

・・・ 子供か!

 

聞こえてきたセリフに

思わず突っ込んでいる自分に笑った

 

フッー

 

 

 

カツカツ・・

という革靴の音とともに

聞きなれた主任の声がとんできた

 

「おーい、誰か、手の空いてるやつ! 第1倉庫行って在庫チェック手伝ってきてくれ!

インフルエンザで休みが多くて今月の棚卸、遅れてるそうなんだ」

 

 

主任の声が聞こえないのか

昼休みなのをいいことに関係ないと決め込んでいるのか

誰も反応しなかった

 

まぁ・・

少なくともあの輪にいる女性たちの好む仕事ではないわよね

 

 

ガタッ

 

 

「私、行きます。第1倉庫ですね?」

 

立ち上がると、椅子にかけたばかりのコートを手に取る

 

「お、澤田くん、助かるよ!」

 

「手が空いてましたから」

 

「君くらい身長があると、上の方も見てもらえるから、いつも助かるって総務の声、上がってたぞ?」

 

「・・・・・・どうも」

 

 

別に、好きで身長があるわけじゃないんですけどね

 

いつもいつもこの身長のおかげで

学生時代はバスケ部にバレー部に

勧誘を受けること多々

懇願されて入部したのに、たいした運動神経もない私は

結局つまはじきに遭うという

理不尽な思いを何度もしてきた

 

好きになる男の子には当然のごとく振られた

 

私も、もう少し背が低かったら・・・

 

何度夢見たことか

 

神様!

生まれ変わったら絶対、背の低い女子にしてください!!

背が高いだけで、『可愛い女子』扱いされないという負のスパイラル!

 

なんてね

自分に魅力がなかっただけなのに

全部身長のせいにするなんて

八つ当たりだってわかってますぅ

 

 

「・・・ふぅ~」

 

 

 

エレベーターに乗り込み、ボタンを押そうと振り返ったところに

 

バンッー

 

 

「・・・ っ!?」

 

 

閉まりかけたドアを

こじ開けるようにして入ってきた・・・

 

 

「澤田先輩、俺も手伝います」

 

 

わが社のスーパーアイドル・・・

 

 

 

 

 

 

 

つづく・・・?(笑)

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

皆さま、ごきげんようでございます^^

 

 

今日から2月ですね

 

 

ユノさんのなんちゃってファンタジーが難しいのなんのって

いざ、書こうとすると全然うまくかけなくって

色々と設定が難しくて・・・

自分の力量のなさをまざまざと思い知らされて

諦めようかと思い始めたところです・・・

 

実際、昨日はもうだめだ、って思ってたんですよ

でも今日は、もう少し頑張って考えてみようかな?と

その繰り返しですね

 

頭の中では浮かんでいても

それを文章にするのがなかなか難しくて・・

 

というわけで

今日はチャンミンのお話を

ちょっと浮かんだ設定で書いてみました

 

ヒロインがちょっとこじれた先輩女子

 

どうですかね?

こんな設定は・・・

 

 

どうかわからないので

タイトルなしの、第1話でした