「おまえ、昼休みに・・・何かシた?」

 

 

 

喫煙コーナーにくれば

コイツに逢えるだろうと思ってはいたが・・・

 

開口一番、こんなことを言われるとはね

 

 

見すぎだ

 

そういうとこ、気づくなよ

 

 

 

「別に?」

 

 

「そうか?おかしいな~ 午後からのアイツ、妙に張り切ってたんだけど」

 

 

 

ふっ

 

 

 

「・・・ ちゃんと聞こうと思ってたんだけど、榊原、お前

アレ、マジじゃないだろうな?」

 

 

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りかとつきあってる、ってチームのメンバーに言ったこと・・・

 

 

 

「ん~? アレって?」

 

 

 

こいつ・・・

 

とぼける気か?

 

 

 

「マジだ、っつったらどうすんの?」

 

 

「はぁ?」

 

 

「だいたい、おまえが余裕ぶっこいて動かなかったから、こうなったんだろう?」

 

 

「なっー」

 

 

「遅いんだよ、ったく。いいか?おまえはタイミングを外したんだ、って。」

 

 

 

タイミングを外した、だと?

 

 

「外してなんかいない」

 

 

「いいや、外した。知ってるか?嘘からでた真、って言葉。」

 

 

 

うそからでたまこと?

 

 

「知らないんだったら、わからせてやるよ。これからな」

 

 

「嘘は嘘だ。」

 

 

「なんとでも言ってろ。今度笑うのは、このオレだ。仕事も・・・ 恋人も。」

 

 

マジなのか・・・?

 

りかのこと・・・

 

 

 

「ムリだね。笑うのは俺だ。今度も。・・・ その次も。」

 

 

 

榊原は、タバコを灰皿に押し付け火を消すと

 

ふんっと鼻で笑い、喫煙コーナーから去って行った

 

 

 

絶対・・・ 

 

負けるわけにはいかない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、遅かったね、榊原・・ 皆、もう帰っちゃったわよ?」

 

 

シャツにタバコの臭いをさせて、榊原が戻ってきた

 

でも少し前にチームの皆はお先に失礼します、と言いながら帰って行ったところだった

 

 

「りか・・ おまえは?なんで残ってたんだ?」

 

 

「私?」

 

 

 

ふふんっ♪

 

 

 

「いいこと思いついちゃったのよね~。これ、見てくれない?」

 

 

 

そういうと、私はさっきまとめた企画案を

パソコンの画面ごと、榊原の方へと向ける

 

 

 

「お!」

 

 

 

榊原は、マウスを右手に、画面をスクロールさせていく

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

「ね?よくない?こうしたらー」

 

 

「あぁ、いいな。これ・・・ 使える!」

 

 

「でしょ~~?」

 

 

 

 

イエ~~イ!!

 

と2人でハイタッチ

 

 

 

・・・ した手をそのまま、ぎゅっと握られた

 

 

「・・・ 榊原?」

 

 

 

「お疲れさん。ご褒美に・・・ 夕食、奢らせてくれる?」

 

 

 

くすっ

 

 

 

「そうね。奢られてあげようかしら?」

 

 

 

 

ねぇユノ

 

 

今の私は・・・

 

とにかく、仕事を一生懸命やるしかない

 

今回の企画

 

敵はあなただから、簡単にはいかないってわかってるけど・・・

 

それでも絶対勝つ!

 

 

勝って、あなたのところへ戻るから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく・・・

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

やだわ・・・

 

何だか真面目な展開になってきちゃった・・・

 

難しいな(ノ_-。)

 

 

 

アメンバーさまには

 

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どうぞよろしくお願いしますm(_ _ )m