「どうも~。チャンミンの日本での大親友、橘空也で~す!」
「・・・・・・」
チャラいけど、イケメン
それが彼の第一印象だった
満面の笑みで握手を求めてくる彼の隣で
横を向いて襟足を掻いている
そんなチャンミンを私の目はまだつい追ってしまっていた
誰か紹介してあげましょうか、って言われた売り言葉に
じゃあ紹介してよ、って返してしまった買い言葉
我ながら、何をやってるんだか
って感じだけど・・・
「・・・ 大沢美貴・・です」
私は差し出された手をとり
橘空也と握手をした
ぎゅっ
そんな私の手を
軽く力を入れて握り
彼は言った
「だいじょうぶ。オレが幸せにしてあげるからね」
そして、いまだかつて見たこともないほど上手なウィンクをしてみせた
うわっ
こんなの・・・
初めて見た・・
アイドル以外でする人いるんだ?
くすっ
思わず笑ってしまうと
「ほら!早速笑った!笑顔、いただきっ!
よろしくね、美貴!」
ぶんぶんぶんっ
繋いだ手を大きく振って笑った
イケメンって、笑ってもイケメンなのね
・・って、当たり前か
「じゃあ、ボクはこれで」
え・・
「おぅ。あとは任せろ。じゃーな!」
行っちゃった・・・
私には一瞥もくれずに
まぁ、当たり前か
他の男を紹介されるというのに
彼に逢えると思って選んだ服
髪型
メイク
全てはほんの数分しか報われず
いや、報われてはいないのよね・・・
「そんなあからさまにショック受けないでよ
オレの立場がないでしょ」
「あ、ごめんなさいっ」
消えた後ろ姿を見送ったままだった私に橘空也が苦笑いをしてみせる
あ、こんな顔してもイケメンはイケメンなんだ
くすっ
「しかしすごいね。自分を振った男に、男を紹介させるなんてさ」
え?
「だって、先に紹介してやるって言ったのは向こうですよ?」
「あー、そうだっけ。なんせ、こんなの初めてでね」
「え?」
初めて、って・・・
「だってそうだろ?あいつ、どれだけモテるか、キミも知ってるよね?
振った相手にいちいち男を紹介してたら、大変なことになっちゃうでしょ」
それって・・・
「じゃあわたし・・・ そんなに気持ち悪かったんでしょうかっ!!!」
・
・
・
・
・
「・・ だってさ!ぷぷぷっ、可笑しいよね、彼女!」
「別に。 そのとおりだからいいじゃないか」
(画像、お借りしました。それにしても本当に綺麗なお顔ですよね~
ありがとうございます。)
そう
気持ち悪いね
いつもいつも
ウザいほど僕の視界にはいってくる
「いや~ それにしても彼女、やっぱりデカイわ」
・・・ デカイ?
「どっかでイベントあったみたいで
電車、結構混んでてさ~。
彼女が潰されないようにガードしたんだけど
そしたら当たっちゃって」
・・・ 当たっちゃって?
「今度、海にでも誘ってみようかな~」
ガバッ
「おまえっ!!」
「・・・・・ あ~れ~? 振った子のこと、そんな気になるわけ?」
空也のやつ・・・
ボクの反応を見て楽しんでるな?
「・・・・・ まさか」
そう
別に気にしてなんかいない
ただ、2人を紹介した手前・・・
「今日は初日だったから一応報告したけど
これから先は一切報告しないからな」
は?
なんだよ、それ
別に報告しろなんて
一言も言ってないだろ
・
・
・
・
・
とか言ってたくせに・・・
「え?・・ええっ? どうしてここにチャンミンがっ!?」
想像以上の驚き方だな
「あー・・ 空也が急な仕事が入ってちょっと遅れるって・・・」
ーー 頼むよ、チャンミン!彼女に連絡がつかないんだ
ちくしょうっ!
どうしてボクがこんなっ・・
「もしかして、携帯・・ 見てない?」
「え?携帯?」
見てなかったのかよっ
彼女は慌ててバッグの中をガサゴソと・・・
「うそっ!私っ、携帯忘れてきたっ!!!」
マジでっ?
そんなことあるか?
来るまでに気づくだろぉ
見ないことなんてあるのか??
「もしかしなくても空也くん、連絡くれてたのか
うわぁ~ どうしよ・・・」
「・・・・・・・・」
携帯がないということは
このあとも空也とは連絡がとれないということで
「・・・ チャンミンは、・・・もう帰っちゃう?・・よね」
コホッ・・
「あー・・ ちょっとだけ・・ なら・・」
だってしょうがないじゃないか
うわっ・・
だから、そんな目で見るなっ、って!!!
まだ、つづく・・?
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!
どうしますっ?
待ち合わせ場所にあんなイケメンがやってきたら・・・
サングラスしてても美しすぎるお目目がダダ漏れしてますっ
一緒に歩けますっ?
並べますっ?
直視できますっ?
舐めまわすように見ることが出来るだろうか・・・
ハイ
こんな感じで続きを書いてみました(*ノω・*)テヘ
ちょっと読みたくなってきた?

