うっわぁあぁぁぁぁ
びっくりした、びっくりした、びっくりしたぁぁ・・
「ふぅ~・・」
ヒョンったら
どんだけ盛ってんですかっ!!!
なんでもないように演じて帰ったけど
まさか、あんなことをされるなんて
夢にも思わなかった・・・!!
ヒョンの家を出て、街を歩きながら
何気なく見たショーウィンドウに反射して映る自分の姿に
ギョッとなった
歩き方・・・!!!
「くそっ・・ 絶対許しませんからねっ!!!」
思わず腰をおさえる
「あれ~~? チャンミン?」
突然どこかから、僕の名を呼ぶ声がして
辺りをきょろきょろ見回すと
「おー・・」
昔からの友人がそこにいた
僕が返事をしたものだから、タタタッと駆け寄ってきて
「どうしてこんなところに?あ、もしかして、チャンミンもユノヒョンのところ?」
「えっ?」
友人の口から出た言葉に思った以上の衝撃を受け
よろけそうになった
「ど、どうして?」
「僕、今からユノヒョンのところに行くもんだから
こんなところで会うなんて、もしかしてチャンミンもそうかな?って」
・・・・ 今からヒョンのところへ?
「そんな突然行っても、出かけてるんじゃないか?」
「さっき電話したら、いるって」
電話したのかよっ
それにしても、そんな嬉しそうな顔しちゃって・・・
あー、そうだった
こいつは昔から、やたらとヒョンのまわりをウロウロして・・・
「そのシャツ・・ この間、ユノヒョンが着てたやつと同じだ」
「ええっ!?」
どきっ
こいつ、そんなことまで・・!?
「そ、そんなのっ、気のせいだろ!シャツなんて似たのがいくらでもー」
「どこで買ったのっ!?僕も欲しいっ!!」
そう言うと、いきなりシャツを掴んできた
ぐいっー
そんな奴を遠ざける
「そんなの忘れた」
ヒョンのだなんて、今更言えるかっ!
ん?よく考えたら、酔って吐いて汚したからヒョンのシャツを借りた
って言えばよかったんじゃないか?
いや、でもそうしたら、昨夜そのまま泊まって、とか・・・
絶対コイツ、羨ましがるし!
・・・お?
今からヒョンのところへ行く?
それって・・・
あの、盛ってるヒョンだったら、まさかコイツのことー
「ちょっと待った!僕も行く!」
気がついたら振り向いて奴のあとを追いかけていた