本日2話目だよ、読んでない人は前のを読んでから読んでね~
 
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「どうして、チョン代表に手を出したんです!?僕が頼んだのは、シム社長だったでしょう?
どうして弟の方、行かずに兄の方に行くんですかっ!!」
 
 
「だって・・・ 私、前からチョン代表のこと好きだったんですもの!!
しょうがないでしょ?だから望月さん?貴方には感謝してるって言ってるじゃないの」
 
 
こんなの・・・ 全くの計算ミスだ!
僕が藤宮さんに頼んだのは、グローバル社との提携をほのめかし
シム社長を落としてくれというものだったのに・・・
 
そうすれば、シム社長に振られた傷心の朝倉さんを僕が慰めて・・・
 
 
「はぁ~・・ 僕の計画が台無しですよ」
 
「私は万々歳よ、だって、チョン代表と結婚できるんですもの!!」
 
 
 
それだよ・・
今でも不思議でならない
 
結婚式まで決まってたんだぞ?
それなのに・・・
 
 
「本当にチョン代表があの女と別れて貴女と結婚するって言ったんですか?」
 
 
「そうよ? しょせん、その程度の女だったのよ。チョン代表も考えたんだわ!
私と結婚したらTOHOホールディングスにメリットがあるって・・。
だって、あの女と結婚したって何もないんだもの!」
 
 
何もない・・?
 
 
そもそも、そんな女とチョン代表が結婚しようと思うんだろうか?
チョン代表と言えば、今まで数々の見合い話を蹴ってきたという噂だった
その彼が結婚をするって聞いて、いったいどんな相手だ?と思ったほどだ
 
だが会ってみれば確かに、どこにでもいそうな女で・・・
 
そういえば、合コンにも行かせていたくらいだ
さほど愛情はなかったということか・・・
 
奥様にベタ惚れでやきもち妬きのうちのミン社長とは、比べ物にならないな
 
 
「でも・・ 大丈夫なんですか?そもそも、うちとの提携話だって、お父様は考えていらっしゃらなかったんじゃ・・・。」
 
 
「お父様には私からすぐにお願いしておきました。
お父様だって、TOHOホールディングスと仲良くなりたいと思ってたみたいだったから
今回のことは大喜びなのよ!
貴方の方こそ大丈夫なの?うちがTOHOさんと手を組んで・・・
シム社長に軍配が上がることになるわよ?
貴方の代で、グローバル社を傾けるようなことになっていいのかしら?」
 
 
「そんなことにはしませんよ。」
 
 
そうさ
元々、藤宮グループと手を組むつもりなどなかったんだ
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
「朝倉~ 社長室にコーヒーを、って水戸さんからオーダー入った」
 
 
「ええっ!?」
 
 
 
ドキッ
 
 
「わ、私ですかっ?」
 
 
 
確か、今日は草本さんはお休みではなかったはず
 
ホールを見渡して、草本さんの姿を確認してひとりうなずく
 
 
「そうだ。とにかくこれ、さっさと持って行って!遅くなると社長に叱られる」
 
 
「・・はいっ」
 
 
やだな・・・
 
こんなときに社長と顔、合わせたくないんだけど・・・
 
 
昨日も社長からのメール
適当に返信してしまったし・・・
 
いや、私なりに一生懸命考えて書きました!!
 
でもなぁ~
 
 
よしっ
今日は出来るだけ水戸様とお話をするようにしよう!!
 
 
私は、エレベーターで社長室のフロアまで上がると
 
降りてゆっくり歩いていく
 
あ~この廊下・・・
懐かしいな~
 
なんて、毎回ここの廊下を通ることがあるたびに思い出してしまう
 
ハッ!
 
ポケットのメモたんを確認し、落とさないよう気を引き締める
 
 
 
コンコン
 
社長室へと続く秘書室のドアをノックする
 
 
 
「どうぞ」
 
 
 
・・・あれ?
 
さっきの声って・・・
 
 
 
私はドアをあけ、中へと入っていく・・・
 
 
 
「社長ぉ!?」
 
 
 
・・だけ?
 
 
私はきょろきょろとまわりを見渡してみるも・・・
 
お美しい水戸様のお姿は確認できず・・・
 
 
 
「あの・・・ 社長・・ おひとり・・なんですか?」
 
 
 
「そうだけど?」
 
 
 
あ・・・
 
すでに挑発的なその言い方
 
 
私はゆっくり、社長室の方へと入っていき
 
社長が座るソファの前のテーブルへと
コーヒーをお持ちする
 
 
 
「ゆり」
 
 
 
ビクッ
 
 
 
突然の名前呼び・・・
 
 
「は、はいっ!」
 
 
 
「何か僕に隠してることはない?」
 
 
 
キターーーーッ
 
 
 
「はい?・・ そんな、社長に隠していることなんて・・・」
 
 
「そう?最近、僕に隠れてコソコソと・・・ してない?」
 
 
「し、してないっ、してないっ・・・隠れてコソコソだなんてっ・・・・」
 
 
 
 
だ、だいじょうぶか?私・・・
 
ああーーーー
 
大宮さんっ
 
おにいさまっ!!
 
 
 
 
「ふぅ~ん・・・ ゆりったら、僕に嘘つくんだ?」
 
 
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どっきゅーーーんっ
 
 
しゃ、社長っ!!!
 
そのお顔は反則ですっ!!!
 
 
 
「嘘なんて社長っ!!私が社長に嘘なんてつくわけないじゃないですかっ!」
 
 
 
「じゃあ、最近、大宮と隠れてしてること、全部話してくれる?」
 
 
にこっ
 
 
 
 
あ~・・・
 
 
にこっ、て
 
にこっ、て社長が・・・・
 
 
 
おにいさまぁ~・・・
 
 
おゆるしください・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つづく・・・
 
(最強さまの愛くるしいお画像、お借りしました。ありがとうございます)
 
 
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お久しぶりの「シム社長とゆりちゃん」です
 
楽しんでいただけましたか?うふっ