「あ・・ の・・・」






「なんだ?その反応・・・ おまえ、前にオレのー あんなシといて、まさか処女だなんて言わないー」



「違うっ!・・・ それは、違う・・けど・・・」






「けど?・・・ なんだ?」







ーーー ユノヤ、あの子にも事情があるようじゃから、気をつけてあげなさい






じいさんが、オレだけを呼び止めて言った



コイツの事情?



そんなこと、今まで気にも留めてなかったが・・・






「・・・ 何かあるのか?」





「・・ ご飯食べながらする話じゃないでしょ、ほら!とっとと食べてよ。もういいの?

残ったやつは明日の朝レンチンして食べることにして・・・」





そう言いながら、手をつけてないものを端から片付けていく


忙しそうに


オレの目も見ず





「おいっ!」





オレは手を伸ばして、テーブルの上で忙しく動いてる手を掴んだ





「・・・ そんな、簡単に、作るか?なんて言わないでよ・・」



「は?だって、おまえがばあさんにあんなこと言うからっー」



「あれは売り言葉に買い言葉でっ・・・」




口論の途中、大音量で携帯の着信音が響いた




「あ、私のだ!」




そういうとアイツは、まるで救われたかのような顔をして


オレの緩めた手から逃げて行った




リビングのソファの上においたバッグの中から携帯を取り出すと



「ゆりちゃんからっ!」




こっちを向いて声をかけてから、電話に出た



・・・ ゆりちゃん?




「え?明日?・・・ ちょっと待ってね?今、聞いてみるからー」





今、聞いてみるって・・・ は?





「ねぇ、ユノ!明日の夜はどう?って! ほら、チャンミン君の彼女さんからっ・・」





あ~・・・





思い出した



そう言えばそんな名前だったような・・・





「別に。オレはいつでもー」


「いいって!大丈夫。・・うんうん、じゃあ明日ね?え?ケーキ買ってきてくれるの?

嬉しい~~ ありがと~!じゃあ、こっちは軽く食べるもの用意しとくわね?え?

軽くはだめ?わかった、じゃあ・・ ユノに聞いて用意しとく。うん、楽しみ楽しみ!

ハイ、また明日^^」




あぁ・・ そうだな、軽くじゃないだろう、チャンミンは・・・


よく食べる・・・






「・・・ うわぁ~・・ すっごい優しそうな顔してる・・・ やらし~」




「やらっ?///// ・・はっ!?」




「思い出して幸せそうな顔してる・・ ふふ、よかったね。

明日は仕事はきちんと片づけて早めにお帰りくださいませ、ご主人様^^」




「wwwwwwww」





完全に、話を逸らされた・・・






















びっくりした、びっくりした、びっくりしたぁーーー!!!!




洗い物と片づけをすませ、ユノがお風呂に入ってる隙に自分の部屋へと逃げ込んだ





「何、言ってんの・・?」





作るか?とか



処女じゃないだろ?とか



どういうこと?



それってまさか・・・




いやいや、まさかじゃなくって、アレは私とヤる気だった・・・?





うそでしょ、うそでしょ



だってだって




あんた、チャンミン君のこと好きじゃあぁぁぁーーーんっ





・・・ん?





でも、女を抱けるって話は確かに真崎から聞いて・・・






ーー ご主人様、鬼畜だよ?






「・・・ キチク」





待って待って?



だってそれって・・・ チャンミン君のこと好きなのに?





いやいや、だからこその~・・ってやつ?





「・・・ 気持ちなんか、ないんだよね?だとすると・・・」





私のこと好きでもないのに、そんなこと・・・




それって、絶対ー





「だめだめだめ、そんなの、絶対いいわけない!!!」





困った・・・




困ったぞ?これは・・・




子作りってことはそういうことで・・・




でも私・・・





「ユノにもし・・・・」





ああぁぁぁぁぁ・・・




それは嫌だ・・・



嫌だって思うなんて・・・








コンコンコンッー







ドアをノックする音が聞こえた






「・・ はいっ!」





「・・ 風呂。 あいたぞ」






ドアの向こうから声が聞こえる





「あー、うん。ありがとう。」





どきどきどきどき・・・・





「それと、明日の食事の用意だが、真崎に頼んでおくから」





「えっ?でもそれじゃあー」





「おまえはわからないだろう?じいさんも、そういうことなら許してくれると思うから」





「あー・・、そうね・・・ うん」






お金持ちの食事の世話なんて、私にはわからない・・・ よね




ドアの向こうから聞こえる声に、寂しさが募っていく







「あと・・ さっきは悪かったな、変なこと言って」





・・・・ っ !?





変なことって・・・






「・・・ おやすみ」






ドア越しに、足音が遠ざかっていった






「・・ おやすみ・・ なさい・・」






変なこと・・ じゃないのにー




でも、追いかけて言えることなんてない




言いたくない・・・




どうしよう・・・




なんか、苦しい・・・











つづく・・・




次回、遂にチャンミンたちが遊びに来ます!!! 




○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●




彼女の抱えている事情って、なんなんでしょうね~



なぜ、彼女は腐女子になってしまったのか・・





あ~・・ そろそろ色々限界が生じてきそうですが



アメ限を書こうとしたら



アメンバーさんを承認しないといけず



そうするには、アメンバーさんの条件を考えねばならず



それってもう、私には苦しすぎるし



はぁ~(ノ_・。)



書かなきゃいいんだろうけどね



それこそ、消えない、美しいそういう世界を書けたらいいんだけどなぁ~