カランカラ~~ン・・・





「お、チャンミン!!」






店に入るなり、カウンターの中から僕を見つけて呼ぶ声の主


バーテンのアキラはこの日本で親友とも呼べる男









「・・・・ ヌナは?」







僕の問いかけに、カウンターで突っ伏してるヤツを指さし、ここ、ここ!と





「(なぁ~んっか、彼氏が職場の後輩と浮気したんだってさ)」




近寄った僕に小声でそう教えてくれる







ゆっくり、彼女の隣にいくと




派手に突っ伏しているカウンターの上を






トントントン・・





指で叩く







「・・・ ヌナ、帰るよ?」




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「ん~?・・・ あー、チャンミン!!」





長い髪をかきあげながら、僕の方を見上げるヌナの目は



少し潤んでいる




・・・ 泣いた?






ストンッ




そのまま、ヌナの隣の席に腰をおろすと







「・・・ のーみーすーぎー」




ふにっ




ヌナのほっぺをつまんでやった







この酔っぱらいは、僕が日本にくるようになって、隣に住んでる家族の長女?ってやつ



姉妹の姉のほう・・・



年は僕よりひとつ上









「うう~~・・ だぁ~ってだってだって・・・もぉれぇ~?ありえないっつうの!!

アキラっ!!おかわりっ!!」





デンッ




ヌナが置いたグラスの上に手を伸ばして すっと取り上げる





「・・・ 水」




アキラと目が合った


「おっけー」




「ちょぉ~っとちょっと!アキラっ?私はお客よっ?まだ飲みたいって言ってんのにっー」



「はいはい、アキラに絡むな。もういい加減にしましょうか。話なら聞いてやるからー」



「ほんとっ!?」






ぐいっー





ヌナのやつ・・・


いきなり、僕の胸ぐらをつかむと





「ほんとに聞いてくれるっ!?」





思いっきり前のめりに聞いてきた





・・・・ 酒くさっ






「・・・・ もちろん」




「チャンミンって・・・ ほんとにいい奴・・・」





そう小さくつぶやくと、僕の胸に一瞬だけ頭をおとし



ゆっくり手をほどいてカウンターに向き直る





・・・ いい奴、ねぇ~・・









「・・・ それでね?そいつ、しれ~っとした顔で私に言ったのよっ




『何となく?流れで?そういうことになっちゃってぇ~・・やっちゃいました、てへ♪』




って!!!



はぁんっ?



何となく? 流れで? やっちゃいました~、てへ?だと??



てへ、じゃねーよ、てへ、じゃ!!


んなわけあるかぁーーー!!!!」






「wwwwwwww」






僕に話しながら思い出して怒り再燃というパターンだな、これは・・・





アキラは、と言うと、水をポットごとカウンターに置いて、とっとと別の客の相手をしている



当たり前だ






「・・ ヌナ、帰ろうか?」




「やだ。だって話はまだ途中だもん」






途中って何度目の?



リピートされてすっかり覚えたけど?さっきのフレーズ






「はいはい、でもここじゃあ、他のお客さんの迷惑だから・・・ 場所かえる?」






僕はヌナの耳元で囁いた














つづく・・・・




(画像、お借りしました。ありがとうございます)








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あんにょ~ん音譜





突然始まりました、チャンミンで妄想、おにゅうなお話ですドキドキ





このお話・・・





タイトルがこんなに語っていいのかっ!?





って突っ込まれそうなタイトルです( ´艸`)






楽しんでもらえるといいな~




お気に召していただけるのか



どこまで続くか、わからないので



テーマは、タイトルで作らずに 『チャンミンで妄想』 のままであせる