チャンミン…


おはよ…





「ん…」





ドキッ




まるで、オレの心の声が聞こえたかのような反応で、チャンミンの唇から声が漏れた




ぱちっ



と、可愛い瞳が開いた…






「あ…、ヒョン…すみません!僕、寝てましたねっ…」




「……あ。熱…、下がりました?」




ドキドキするよ


そんな、可愛い視線、投げるなよっ(〃ω〃)




「あっ、あぁ…。下がった下がった!!身体が軽い❗チャンミンのおかげだよ、ありがとう!!」





「そんな…、僕は何もしてませんよ。」





あ…!!

起き上がって…、行っちゃうのか!?







「そんなことないよ!薬、飲ませてくれたんだろ!?ほら、あそこに薬飲んだあとがある…」




そういってオレがテーブルの上を指差すと

なぜか、チャンミンは真っ赤になり




「え、えぇ。飲ませましたよ。」




Tシャツの袖をつまむようにして、口を隠すと




「それじゃあ僕は、仕事に行くんで…」




ドアのところに歩いていく…






「行っちゃうのか!?」






思わず口をついて出てしまったセリフに
自分が一番驚いた❗



何を言ってるんだ!?オレは…



チャンミンが仕事に行くのは当然じゃないか!!!



それをまるで、行ってほしくないみたいな…
引き留めてどうする!!



ほら、チャンミンもびっくりしてるじゃないか!!!





「あ…、ごめん、…オレ、何言ってるんだろうな…ハハ…。」





チャンミン…、呆れるよな






「仕事が終わったらすぐ帰ってきます…。何か、食べたいものとかありますか?」




え…?




「…いや、特には…」




全く予想しなかったチャンミンの言葉に
とっさに何も思いつかない…



間抜けな顔してると思う




今のオレ…






だってチャンミンが、


そうですか、て言ってドアの向こうに消える前





笑ったもん





すっげぇ優しく…






あー、オレ、かなり痛いやつになってる






風邪引くのも、悪くないな、て…







「だからヤバいんだって!!!」







ガバッ






布団を被ると、眠りにつく努力をする






自分の中に沸々とわきあがる感情に戸惑いまくって…





ダメだダメだ!ありえない!!





そう、否定をすればするほど





ひとつの答えに向かっていってる気がして…






「こんなの、バレたら…」






あいつ…







ここ、出ていくよな…







それはいやだ







そう考えてる時点でもう






この気持ちは






アウトだよな










「…ふぅ~」





布団から頭を出すと

大きく深呼吸をして

真っ白な天井を見つめる






「…風邪のウィルスと一緒にやっつけなきゃな、この…勝手な想いは…」










つづく…




(画像、お借りしました。ありがとうごさまいます)