腰の抜けたアイツを抱き上げると、そのまま寝室まで運ぶ
若干開けっ放しだったドアを蹴り開けると
ボーーーンッ ドサッ!!
ダブルベッドの上へと放り落とした
そのとき聞こえた、ヤツの悲鳴なんておかまいなしだ
「それで?・・・その、望月から何を聞いたらああいう行動に出るわけだ?おまえは」
「ああいう行動って・・・・・」
「言わせる気か?・・・・いい、わかった。なんならもう一度再現してもらってもー」
「ああああぁぁぁぁぁ~~ いいですっ、ハイ!!思い出しましたっ!!」
・・・・・ ったく。
「・・っていうか、ところどころというか・・・はっきりとは思いだせないんですけど何となく・・?」
うそだろ・・・・・
「おまえは、酒に酔ったら誰にでもああいうことをするのか?」
あんな酒癖があっては、今後困る・・・
「まさかっ!!あんなのっ、初めてですって!!実際にやってみたのは!!見様見真似でー」
「見様見真似・・?」
いったい何をっ/////////
「あなたの弟さんが、最近恋人が出来てラブラブだって聞いたから・・・・・」
あぁ~・・・
やっぱりそれか・・・・
「・・・ だから?」
まさかこいつ・・・
「だって私っ、応援するって言ったのにー」
わかって・・・る・・・のか?
この間チャンミンが来たときのこいつの言動からして、もしかして・・とは思ったが・・・・
「・・・ だから言っただろう? 無理に決まってるってー」
「でもっ!!!最近できたってことだし、彼は貴方の気持ちを知らないんでしょっ?
もし知ったら貴方のこと好きだって気づくかもしれない・・・・」
はぁ?
コイツ、何を言って・・・
「っていうか、この間の様子を見たら、彼も貴方のことをかなり好きそうだった・・!
だからこの際、貴方の気持ちを彼に伝えたらー」
「やめろっ!!」
オレは、彼女の話を遮った
「・・・・ あいつに伝えるとか・・・ ないだろ」
「・・・どうして?」
どうして?って・・・・
こっちが聞きたい・・・
なんでそんな素直な顔をして、オレを見る・・・?
「おまえ・・・ 気持ち悪くないのか・・?」
「なにが?」
なにが、って・・・
どうしてそんなまっすぐ、オレを見る・・・?
「・・・ ばぁさんは・・ 気持ち悪いから出て行け、と・・・・」
ーーー 何をしてるのっ!?ユノッ!!! あなたまさかっ・・・
オレはただ・・・ 寝ているチャンミンが可愛くて・・・可愛くて・・・
ーーー 気持ち悪いっ!!出て行きなさいっ!この家からすぐにっ!!!
気持ちを・・・ 抑えられなかったんだ・・・・
「気持ち悪くなんかないよ?全然・・・。」
気づくとオレは・・・
頬に彼女の手のぬくもりを感じ・・・・
その親指が、優しく拭ってくれたことで
涙が瞳から零れていたことを知る・・・
ーーー ユノや、このお嬢さんだったら、おまえのことを理解してくれそうじゃ。嫁にしてみろ。
じいさん・・・・
・
・
・
・
・
「すぐにわかったよ?だってあなた・・・ とっても愛おしそうに彼のこと見つめてるんだもん」
「wwwww うそだろ、そんなわけない」
2人・・・ 広いベッドに寝転がったまま、話をしていた
「え~ バレバレ・・ っていうかほんとに!!弟さんもかなりあなたのこと好きだと見た!!」
「・・・ またそれ・・・」
あるわけないだろ・・
「ねっ!?言ってみなよ!!」
「よくそんな簡単に・・・」
「あ、怖いんでしょ。弟さんに拒否られたら、って想像して」
「当たり前だ」
何度考えたことか・・・!
アイツに気持ち悪がられたら・・・・・と思うとゾッとする
「でも、彼も好きになってくれたときのこと、想像してごらんなさいよっ!!」
「えっ・・・」
「きゃーーーん、めくるめく素敵な世界がそこに拡がっているのよぉ~~~」
バフッー
枕をなげつけ、うるさいアイツの口を塞ぐ
「・・・・ ひどっ。」
「おまえが、ありもしないことを妄想するからだ」
「わかんないでしょ!ちょっとくらい、探りを入れてみてもー・・・・・・・・・・」
天井を見つめ、ぼ~~っとしているアイツの横顔・・・・
「・・おまえまさか・・何か考えたりしてないだろうな?」
「え~?まっさっかぁ~?・・・・・・・・・・」
「うそだ!その顔は何か考えてるっ!!やめろよっ?いいかっ?余計なことはー」
バフッー
「イデッ・・・」
さっき投げた枕が戻ってきた
「おやすみ!もう眠いっ!」
「・・・・ はやっ・・・・」
いきなり寝るか・・?
ってもう、2時か・・・
ベッド脇のアラーム時計で時間を確認して驚く
いつの間にこんなに時間が経ってた・・?
ガサッ とシーツの擦れる音がして
「・・・ いい夢見ろよ?ふふっ・・」
アイツがそれだけ言うと、布団の中に潜り込んだ
オレに怒る隙も与えずに・・・
「・・・ おまえもな」
つづく・・・・
(画像、お借りしました。ありがとうございます)
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もしかしたら、もうちょろっと、この続きをアップしちゃうかもしれません![]()
そう、次は・・・ あの人目線で ←
