ポロポロポロ・・・
「どっ、どうしたっ!?」
私の、自分でも思いがけず溢れてくる涙に
社長のとまどいが・・
「だってしゃちょおぉ~・・ あんなに怒ってたのに・・
あんなに優しく抱くなんて・・・ 反則です・・・」
「・・・・・ 恥ずかしい・・」
「だって・・・」
社長の腕が伸びてきて
私の頭を後ろからつかむと
「なんだ?もっと激しいのがよかったか?・・ん?」
おでこ コッツン♪
「・・・・・(//・_・//)・・・」
プシュ~~って私、今、湯気出てる音しませんでしたか?
社長、火傷しますよ?私の湯気の蒸気で!!!
ガバッ
ベッドから立ち上がると
さっと降り
「朝ごはんの用意しますね、たいしたものはありませんけどー」
真っ赤な頬を隠すように、社長に背中を向けた
「・・・ ゆり」
ドキッ
突然、背中に矢がー![]()
さっき・・・
ベッドの中で初めてその名を呼ばれ
改めて今、また呼ばれて
身体中の血が巡ってるのを感じてるんじゃないか、ってくらい
ドクドクドクドク・・・
心臓が脈打ってー
「な・・/// ・・・なんですか?」
一生懸命、平静を保って振り返ると
「・・・ おばあさまに会うか?」
ドッキューーーーンッ
鉄砲で撃たれた・・・ バキュンッ
「えっ?」
おばあさまって、あの・・・
この間会った・・
「もう一度・・ 今度はちゃんと、オレの恋人として」
「・・・・・・・・・・」
ぱくぱくぱく・・・
驚きで声が出ない
口を・・ まるで鯉みたいにぱくぱくさせて私ったらー
「どうだ?・・・・会ってくれるか?」
「・・・・・・・・」
言葉にならない・・・
今、私のこと・・・ 『オレの恋人』 って・・・?
「まぁいい。 返事は急がない。
お前がいいと言ってくれるのなら、オレは覚悟を決めたから」
「どうしてそういう大事なこと・・・
さらっとかっこよく言っちゃうんですか」
「は?」
「そんなこと言って、私が本気になったらどうせ
『冗談だ、ミッションに決まってる』とか言うんでしょっ!!」
「あ~ ミッション・・」
「ほらっ!!」
「すっかり忘れてた」
「・・・・・・・・」
「・・・ どうした?」
私は、さっき離れたばかりのその腕の中へと
じりじり距離をつめながら
「好きです」
「・・・・」
「メロメロです」
「・・・・」
「しゃー」
「ああーっ ちょっと待て!!時間がないっ 大宮がくる!」
目の前に大きな手が現れ
私の視界を塞いだ
「ブッ!!・・ふふっ 冗談ですってば!!」
「はっ!?」
「大宮さんが来るのって何時ですか?
じゃあ食べてる時間もない?」
社長の前で膝に手をやり、中腰になったまま
じっとその目を見つめて笑いながら聞いた
「社長ったら~ 何を想像したんですか~?
耳、あっかくなってますよぉ~~~」
「wwwwwww」
どうしよう?
いつのまに私・・・
こんなに社長のこと、愛おしくなってしまったんでしょ・・
ほんとにこのまま・・・
つきすすんじゃってもいいのかな?
いけないんじゃないのかな・・?
私なんかが・・・
社長のおばあさまに会っても大丈夫なんだろうか?
つづく・・・
(画像、お借りしました。ありがとうございます)
