「・・ 大宮さんを帰した、って・・どういうー」
最後まで言い終わらないうちに唇を塞がれていた
「・・・ んっ・・・しゃ・・ちょおぉ・・ふっ・・」
声が
吐息が
その漏れる音を
「・・・・・はふぅ・・んっ・・・」
耳が・・・・ 脳が・・・・
反応して、身体中に指令を送りだす
好き・・
この人が好き・・
社長の唇が突然離れた
名残惜しそうに追いかける私の唇
「・・・ どうしておまえは、こんな簡単に許すんだ?」
「どうして、って・・・」
社長だからに決まってるじゃないですか!!!
「さっきだって、アイツに簡単にキスされてっーー」
「それって社長・・・ もしかしてどこかで見てらっしゃったんですか?」
返事のかわりに、社長の顔がみるみる赤くなっていく
もう~~~~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「どこで見てたのかわかんないですけど、してませんよ?」
社長の唇が、え?と 声にならずに動いた
「キス・・ してるように見えたんですか?
それで・・・ こんなに怒ってるんですか?」
さっきの激しいキスは、やきもち・・・なんですか?
もしかして、もしかして、って
私の心臓が躍り出して・・・
「・・・・ 他の人とはしない、って言ったじゃないですか・・・」
「じゃあ・・・・ オレ・・・ だけか?」
「・・・ 社長から盗め、って言ったくせに・・・・」
他の人としたいなんて、これっぽっちも思うわけないです
社長とキスしちゃったら・・・
社長がー
また私のすぐ近くまでやってきて
さっき離れた唇がー
もう・・・
「・・・ キスだけじゃない・・」
吐息が唇にかかるほどー
「おまえの全部・・・ オレだけだー」
つづく・・・
