私は、小さい頃からずっと本を読むのが好きだった
子供の頃は絵本
小学生になると、推理小説を中心に図書館で借りまくり
家ではおばあちゃんに漫画を買ってもらっていた
両親共稼ぎでも寂しくなかったのは、おばあちゃんと本、漫画があったから。
男の子を好きになるのは、決まって当時嵌っていた少女マンガの主人公が
大好きな人物に近い男の子
バレー部のキャプテンだったり、生徒会長だったり・・・
さすがに先生、ってのはなかったけど・・・
(親が教師だったし)
中学2年の秋、ひとりの男の子に告白された
その子は、お笑いが好きでクラスでも人気があった
けど・・・
私はどうしても、彼の顔に広がるにきびが気持ち悪くって
「・・・ ごめんなさい」
深くお辞儀をして断った
すると、その時まで にこにこ笑顔だった彼の顔が
世にも醜い表情に豹変し
いつも楽しいことしか生み出さないその口からはー
「ばーかっ!! だれがおまえなんか好きになるかっ!!
じょーだんだよっ!!きもっ!!」
一字一句、今でも忘れもしない暴言を吐いて走り去っていった
現実の男の子なんて・・・
やっぱり嫌だ
嫌いっ
家に帰って大好きな漫画を読んだ
辛い時には何度もリピートしているシーン
すぐに開けるように栞が挟んである
『・・・ だいじょうぶ?』
大好きな彼が、泣いているヒロインに声をかける大アップなシーン
ページいっぱいに広がっている彼のこの顔を見ると
不思議と私も大丈夫な気がして
「・・・ うん、だいじょうぶ・・・」
気づくとそう、言葉が漏れていた
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そんな私が、入社式で社長のお姿を拝見したとき・・・・
身体に電流が走ったかと思うくらい、びっくりした
あんな綺麗な男の人が・・・
あんな素敵な男の人が・・・
この世にいるなんて・・・
つづく・・・
(画像、お借りしました。ありがとうございます)
