飛島での探鳥記が続きます。
備忘録を兼ねるため、長文となりました。
計9回(残り3回)になりそうです。
宜しければ、お付き合い下さい。
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2日目の事です。
朝食後、再び島内を巡りました。
無料レンタサイクルを利用します。
港に駐輪されていました。
無人ですが、貸出帳に記載して使用します。
非常に便利なのですが…
状態が良い自転車が少なかったです。
メンテナンスが難しいのかもしれません。
潮風に曝された放置自転車が如くです。
1台目はチェーンが切れていました。
2台目は後輪がパンクしていました。
3台目にしてアタリを見つけます。
移動は大変スムーズになりました。
お陰で要所をピンポイントに回れます。
ただ、坂道だけはキツく感じました。
上りのペダル、下りのブレーキ。
怪我をしないよう、注意が必要でした。
島には診療所がありますが、ほぼ無人です。
(医師は常駐しませんが、看護師は居ます)
探鳥スポットにはヘリポートがありますが…
もともとは急病人の搬送等に用いられます。
本来の目的で利用する事になりかねません。
鳥見の話に戻ります。
島には幾つもの探鳥スポットがありました。
時間帯によって異なる野鳥を見つけます。
お陰で、飽きる事がありません。
昨日、モズ幼鳥を見つけた場所に行きました。
今日はモズ成鳥♂を発見します。
有刺鉄線にとまり、鋭い眼差しを向けてきました。
モズと有刺鉄線の組合せ、個人的に好きです。
『モズの早贄』を連想させるからでしょうか?
開けた場所に移動しました。
そこではノビタキを見つけます。
♂2羽と♀1羽の組合せでした。
普段は背の高い草などにとまりますが…
何故か、低い場所に佇んでいます。
自転車を漕いでいる時でした。
前方に、動き回る小鳥を見つけます。
コサメビタキでした。
フライキャッチを繰り返しています。
傍にはシジュウカラの群れもいました。
ともに小さな蛾などを獲っています。
コサメビタキは、空中で飛びながら…
シジュウカラは、地上に追い落として…
それぞれの採餌方法が異なるのが面白いです。
昼食後、モズのいた場所を再訪しました。
今度は♂ではなく、♀を見つけます。
草地に下りて、獲物を捕まえました。
嘴にコオロギを咥えています。
そのまま食べるのかと思ったら…
傍にある枝に串刺しにしました。
まさに『モズの早贄』の光景です。
すると、そこに昨日の幼鳥が現れました。
改めて見ると、嘴がまだ黄色いです。
身体もモフモフとしていました。
モノ欲しそうな眼差しを♀に向けています。
親子かと思って観察を続けていると…
♀が颯爽と動きました。
なんと、近付く幼鳥を追い払います。
そして、串刺しのコオロギをパクリ。
結局、そのまま♀自身が食べました。
枝に刺した理由は分かりません。
色々と推測して学んでいるつもりですが…
野鳥の行動には不明な点が多いです。
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~旅の小話⑦~
1日目の夜の事です。
未明からの車移動&探鳥でした。
夕食後、早々に就寝する事にします。
…が、深夜に目が覚めてしまいました。
折角なので、深夜の散歩をしました。
私の部屋には何故か勝手口があります。
基本的に、自由に出入りできました。
静寂と闇に包まれた島を堪能します。
島中が寝静まっている時間帯です。
(正確には夜釣りの人に出会いました)
漁港には穏やかな波の音しかありません。
(翌日、船が欠航したとは思えません)
夜空に輝く星々がとても綺麗でした。
手持ちのレンズでは写せないのが悔しいです。
興味はありますが、明るいレンズが必要でした。
価格と使用頻度を考慮し、購入を躊躇います。
仕事を頑張って、御褒美に購入したい…かも。







