河川敷の探鳥(モズ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

12月上旬、愛知県に来ていました。

毎年、冬に訪れる場所を訪問します。

紅色の鳥を見つけた事のある場所でした。




今季も期待して探鳥しますが…

あいにく、小雨が降っています。

日本海側は雨続きの時期でした。

太平洋側の天気に期待したのですが…

当てが外れてしまいました。


じきに雨が止むという予報を信じます。

念のため、折り畳み傘を携帯しました。




野鳥の姿は少ないと感じました。

それでも、水辺にアオサギを見つけます。

見事に魚を捕らえました。


 

私に気付き、近くの林に飛び去ります。

別の場所で食すのでしょう。

嘴には魚が咥えられたままでした。


すると、林の中が騒がしくなります。

1羽のトビが飛び出してきました。

2羽のカラスに追われています。

トビの足は魚を掴んでいました。

…アオサギから奪ったのでしょうか?



結局、トビは飛行中に魚を飲み込みます。

2羽のカラスは諦めて去りました。

最後にトビだけが残ります。

堂々としていますが、強盗犯かもしれません。

 




静かに過ごす野鳥も見つけます。

キジバトが、枝にとまっていました。

「デー、デー、ポッポー」

特徴的な声で鳴いています。

 

 

 


「ギィ〜」

コゲラの鳴き声が混じりました。

樹の幹を突いて、餌を探しています。

河川敷の遊歩道ですが、よく見かけました。

この日、何羽も現れてくれます。

 

 



赤っぽい小鳥を見つけました。

期待してカメラを向けますが…

モズ♂でした。

草原の上部に陣取り、周囲を見渡します。


 



下に飛び出し、すぐに戻って来ました。

嘴には昆虫を捕らえています。

そのまま、飲み込みました。

 

 



目当ての野鳥を探して歩きます。

小雨も止みました。

久し振りの探鳥を楽しみます。