夏の鶺鴒たち(ハクセキレイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月上旬、市内の自然公園を歩きました。

 

 

 

散策路の脇、日陰に花を見つけます。

植物に詳しくはないのですが…

特徴的な姿からテッポウユリと推測します。

開花前のようでした。

後に、ウバユリの可能性があると知りました。

葉の有無がポイントだそうです。

確か、葉は無かったような…?

 

 

 

 

いつもにも増して野鳥が少ないです。

林の中に隠れているのかもしれません。

ヤマガラやメジロをチラリと見かけました。

声だけですが、イカルも居たようです。

 

 

 

そんな中、ハクセキレイを発見します。

まだ色の淡い、若鳥でした。

頭部には僅かに黄色味が混じります。

 

 

 

 

3羽で過ごしていました。

少し前に刈られた芝生広場です。

小さな昆虫を狩っていました。

 

 

 

 

ハクセキレイ成鳥もいました。

こちらも餌を探していましたが…

流石は成鳥です。

狩る獲物の大きさが違いました。

捕らえたのはコオロギのようです。

 

 

 

 

小川の傍も歩きました。

再びハクセキレイが現れたと思ったら…

今度はセグロセキレイです。

周囲を見渡し、小さな声で鳴いていました。

 

 

 

 

仲間を探していたのでしょうか?

なかなかその場を動きません。

私が立ち去る際に、枝に上がりましたが…

やはり、その場を離れませんでした。

幼鳥などがいたのかもしれません。

 

 

 

 

ハクセキレイはよく見かけます。

先日、夕方に大きな群れを見つけました。

駅前の街路樹(柳の木)に30羽以上です。

 

セグロセキレイは偶に見かけます。

珍しい程ではありません。

群れで見た経験はない気がします。

 

キセキレイは、当地では冬の鳥でした。

夏の頃は、山に生息しています。

積雪の頃、平地に下りてきました。

 

 

 

セキレイ類はそれぞれに特徴があります。

季節や環境も踏まえての考察も楽しいです。