シキチの賑わい(メダイチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月5日、晴れ間の海辺を散策しました。

前日にハマシギを見つけたからです。

他にもシギチが来ているかもしれません。

撮影条件の良い時間帯に再訪しました。




水辺から鋭い鳴き声がします。

コチドリが飛び立ちました。

旋回して戻ってきましたが、飛び去ります。 

 




砂浜に隠れるようにシロチドリが居ました。

ゆっくりと近づきましたが…

首を伸ばして、こちらを伺っています。

別の種に見えてしまいました。

 




やはり、シギ類を見つけました。

今回はハマシギではなく、トウネンです。

シロチドリに交じり、1羽のみの発見でした。

褐色の胸は、夏羽の特徴です。

 

 



遠くに別のチドリを見つけました。

僅かに、茶褐色の胸が確認できます。

メダイチドリでした。


 



合計で2羽が滞在しています。

当地では、秋に観察できるチドリでした。

昨年は8月下旬に初認しています。

早くもシギチで賑わい始めているようです。





他にはミヤコドリも見つけました。

春から滞在中の個体のはずです。

沖の防波堤を歩いていましたが…

その防波堤から飛び立つ鳥がいました。

ミサゴです。


 



足には魚を抱えていました。

防波堤で食べていたのかもしれません。

まるで、慌てて飛んで行くように見えます。

チドリ類から猛禽類が逃げる…

何とも不思議な光景でした。




【観察できたシギチ】(順不同)


シロチドリ 5

コチドリ 1

メダイチドリ 2

トウネン 1

ミヤコドリ 1