じょんのび(ノビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月8日の事です。

市内の海岸散策に行きました。

 

 

浜辺では特別な出会いはありません。

代わりに、草地でノビタキを見つけました。

 

 

 

すっかり冬羽に換わっています。

数えてみると、全部で4羽いました。

♂2羽と♀2羽の組み合わせです。

♀だけが、近くでの観察を許してくれました。

 

 

 

♂の方が警戒心が強いようです。

なかなか近くに来てくれません。

折角の機会でしたが、残念です。

 

 

 

同じ日、別の場所で再び出会いました。

田園地帯を運転中の時の事です。

電線の上に留まる姿を見つけました。

 

 

 

路肩に車を止めて、短時間観察します。

背景が曇り空でしたが、しはらく待ってみました。

車窓からの観察のためか、逃げません。

下に降りてきてくれました。

 

 

 

心ゆくまでノビタキ♂を観察します。

夏羽も良いですが、冬羽もカッコイイです。

足元の草花はヒメジョオンでしょうか。

ノビタキの重さで、アーチ状にしなっていました。

 

 

 

観察中、ふと気付きます。

ソバ畑でノビタキを探すのを忘れていました。

ソバノビは都合良くは見つけられません。

今回は、ヒメジョオンとノビタキです。

「ジョンノビ」と命名しました。

 

 

新潟には「じょんのび」という方言があります。

意味は以下の通りです。

 

①のんびりとくつろぐ様子。

②気持ち良い。心地よい。極楽。

 

用法例:

①「折角だから、じょんのびしていきなさい」

②温泉に入って…「あ~、じょんのび、じょんのび」

 


ノビタキも、「ジョンノビ」して行って下さい。