「キュキュキュー」(オオバン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週末の事です。

仕事の帰りに、ハクチョウの飛来する池に立ち寄りました。

陽も暮れ始めていましたが、多くのカモ類の姿を見つけます。

 

 

一番多いのはマガモとコガモでした。

すっかり冬の装いとなった♂が綺麗です。

緑色の頭や尾羽のカールもはっきり確認できました。

 

 

 

ホシハジロも見つけます。

多くは枯れたハスの茎に隠れていました。

近くに来た♀の、細やかな羽の模様が印象的です。

 

 

 

クイナの仲間、オオバンもいました。

「キュキュキュー」と可愛らしい名前で鳴きます。

草の根らしきものを食べていました。

 

 

1羽だけバンの若鳥の様な淡い色の個体を見つけます。

すぐに草むらに隠れてしまったので、撮影は困難でした。

バンは留鳥なので、ここに居てもおかしくはありません。

ただ、この時期に見かける事はないので意外でした。

 

 

昼間、多くのハクチョウは田圃で餌を採っています。

それでも、数羽のオオハクチョウが池に残っていました。

灰色の若鳥も混じっています。

 

 

 

他に珍しいカモ類を探していると…、見つけました。

暗くなるなか、池の中央を泳ぐ1羽がいます。

ハシビロガモでした。

 

 

 

これから冬に向けて、池はもっと賑わうはずです。

冬の楽しみの一つです。