足指まで(イワツバメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

私がよく訪れる海岸では、イワツバメがよく飛んでいます。

スピードが速いので、なかなか飛翔してる写真を撮る事は出来ません。

ツバメ類は採餌も飲水も飛びながら行ないます。

昔、ホテル屋上のプールにツバメが飛び込んできてビックリした事がありました。

 

巣の傍で電線などに止まる時が撮影チャンスですが、巣材を集めに地面に降りている時もそうです。

先日、地面に降りている数羽のイワツバメを見つけました。

 

 

普段見かけるツバメよりも、イワツバメは一回り小さいです。

ツバメと異なり、赤い部分はなく、白と黒のシンプルな色合いです。

よく見ると、足指まで白い羽毛が生えているのが特徴です。

可愛い顔して、結構毛深いようです。

 

 

コンクリートの隙間の小枝を咥えたり、芝生を引き抜いたり、巣材集めに余念がありません。

3~6羽くらいでやって来て、あっという間に飛び去ってしまいます。

どうやら、近くの橋の下に営巣している様子です。

ツバメと違い、家の軒先では営巣しませんが、見つかりにくい場所や高い場所などを好むようです。

 

 

しばらく待っていると、また同じ場所にやって来ました。

おかげで、ピントは甘いものの、真正面から飛んでくる姿を写せました。

先日のスグロカモメに似て、この鳥もマスコットみたいな愛らしさがあります。

ペンギンの様にも見えませんか?

 


~おまけ~

 

昨年7月の画像です。

偶然ですが、同じ海岸でコシアカツバメを見かけた事があります。

遠目には、普通のツバメだと思って撮影していました。

ツバメにも種類がある事を知ったのは、野鳥観察を始めてからです。

ショウドウツバメ(北海道)やリュウキュウツバメ(沖縄)にも、いつか会いに行きたいです。

コロナ禍が治まるまでの辛抱ですね。