食事(トビ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月27日の事です。

外出のついでに出雲崎に寄ってみたところ、海岸でトビが低空で飛んでいました。

しばらく旋回していた後、近くのテトラポッドに挟まっていた流木にとまりました。

海を挟んでの撮影であったためか、30mくらいの距離でも10分程逃げずに居てくれました。

 

 

野鳥観察を始める前は、トビを見ると「猛禽類カッコイイ」と思っていました。

しかし、近頃はサシバ、ノスリ、ミサゴ etc.の影響で、私の中では有り難味が薄れつつあります。

「鳶が鷹を生む」という言葉がさすように、猛禽類でもトビは底辺のイメージが付き纏います。

改めて近くで見ると、やはり精悍な顔立ちで、頭部には丸っぽさと優しさを感じる気がします。

 

と、飛び立ってしまいました。

 

駐車場の傍で、複数の親子がドバトに餌をあげていました。

もしかすると、トビはそれを狙っていたのかもしれません。

 

 

ドバト達にウミネコも加わりました。

ウミネコはパンも食べるようです。

 

ハシブトガラスも傍で狙っているようでした。

 

結局、トビは遠くに飛び去ってしまいました。

野鳥の行動に、ひとつひとつ理由を見つける事は難しいのかもしれません。