あたしのこと
君のこと
好きな人を好きと言えること
好きな人を隠してしまうこと
好きな人を隠してしまった
それがすごく寂しくて泣きそうになった
でも
だから次こそは
あたしの恋人だと堂々を言おう
そう思って次が来て
あたしはちゃんと「恋人」だと言えた
好きな人の存在を赤の他人に恋人だと言えた
それがとっても嬉しくてあたしは
また泣きそうになってしまった
隠さなければいけない存在をあたしは持っているけれど
それでも
ちゃんと好きなのに
あたしは彼を好きなのに
あたしが彼を隠してしまったらこの世界の偏見や
世間体を肯定しているようで
嫌になってしまう
好きな人と見る映画や好きな人と食べるご飯が
とても大切で
果てし無く儚い
あたしはあたしの好きな人と精一杯愛し合って生きていく