今クールのドラマはほとんど見てないので
昔見た中でお気に入りのドラマの事を
覚えてる範囲で振り返ってみようかと思います。
マイリトルシェフはキュートさというか
かわいらしさがあふれるドラマでした。
日本屈指のフランス料理シェフの弟で
自らディレクトールでもある男と
有名シェフの娘である女の子がコンビを組み
一風変わったフランス料理店を開き
その店の従業員や訪れる客との様々なエピソードを
紹介してゆくドラマです。
その女の子のシェフ役が矢田亜希子さん
オーナー兼ディレクトールは阿部寛さん
シェフの妹役に上戸彩さん
脇を固めるのは市毛良枝さん、風間杜夫さん、高橋惠子さん他
以下、序盤ネタばれ(うる覚え)
舞台となるちょっと変わった店の名前は「プチエトワール」
ディレクトール兼オーナーの橘健作が兄と一緒に経営していた
有名店「エトワール」にちなんで「ちっちゃなエトワール」
という意味で名づけた。
そして矢田亜希子さん扮する鴨沢瀬理はちょっと代わったシェフ。
決して器用とは言えない彼女は
健作から指示された
有名店のコピー料理を上手に再現する事ができず
日本中の美食家を招待したお披露目の場で
大失態を演じてしまう。
瀬理に憤慨する健作。
ネット上で酷評されプチエトワールにはのっけから暗雲が立ち込める。
しかし、彼はなぜ瀬理と組もうと思ったかを
忘れていました。彼女の本当の才能を。
フランス料理シェフとしてのデビュー初日から
打ちのめされた瀬理は、翌日奇跡の出会いを果たす。
一人の老人が路上でとあるフランス料理店を探していた。
老人は通りかかった瀬理にその店の事を訪ねる。
老人はその店の料理に特別の思い入れがあるらしく
その店で食べた豆のスープについて熱く語った。
その店こそ彼女の父親の店であった。
瀬理は「今はもうやってないようですよ。」
とだけ老人に告げ、その場を後にする。
人を幸せにする料理を出していた父に少しうれしく思った瀬理だった。
その日老人の秘書がネットでプチエトワールの
記事を見つける。そこで昼にあった女の子こそが
探していた鴨沢シェフの娘である事を知る。
老人は酷評を知りながらもプチエトワールに行く事にした。
予約の電話を受けた健作は舞い上がる。
そう、その老人こそ日系ブラジル人の大富豪で世界的な美食家でもある
カルロス氏であった。
健作は昨日の雑魚どものことは忘れろとまで言う。
実は彼は調子のいい男であった。
いよいよカルロス氏の来店。
席に着いた彼を見つけた瀬理は慌てる
カルロス氏を満足させる料理が作れるか心配になる
健作が慌てる瀬理に一言「俺が言ったとおりに作れば大丈夫。」
彼はまだわかっていなかった。
健作を睨む瀬理。
そしてカルロス氏に出したい料理があると訴える。
拒む健作に見据えるような目でせまる瀬理
健作はしぶしぶ認める。
そう、彼は押しに弱い男であった。
彼女が取り出した食材はスナップエンドウ
ざわめく厨房、健作が怒鳴る。
「カルロス氏にそんなものが出せるか!!」
「大丈夫です!!」自信たっぷりに答える瀬理。
言い返さない。やはり健作は押しに弱い。
一緒に働く事になった瀬理の妹の名津菜(上戸彩さん)がなぜか
自慢げに言う。
「お姉ちゃんが自信たっぷりのときは任せてて大丈夫。」
瀬理が作ったのはスナップエンドウの冷製スープ。
いよいよカルロス氏の前へ・・・・
「ふん、ふん」
確認しながら口にするカルロス氏
健作が、謝ろうとした瞬間
その声を掻き消すようにカルロス氏が言う。
「うまい!」
空気の読めない健作だった。
「わしらブラジル人の多くは年中豆ばかり食べとる。
なぜだか解るかね?」
カルロス氏が健作に尋ねる。
「豆が・・・・好きだからですか?」
「あんた、気の利いたこと言えん人じゃな。」
恥ずかしがる健作とほくそ笑む名津菜。
カルロス氏は続ける。
「安いからじゃよ。ブラジル人のほとんどは開拓民で
昔から腹いっぱい食べれると言ったら豆くらいじゃ。
ブラジル人は世界一豆料理にうるさい人種じゃよ。」
「それは恐れ入ります。」
またもや謝ろうとする健作の声にかぶせて
カルロス氏が続ける。
「しかしこの料理には驚かされる。」
ポカンとする健作。
「豆を大切に扱う心がこもっとる。
シェフを呼んでくれるかな。」
「昼間はどうも」そういうセリに
驚くスタッフたち。
「キミが鴨沢シェフの娘じゃったとはな。
しかし、なぜあのときのスープがこの豆のスープじゃと
分かったんかの?」
「その季節ならおそらく父はこの豆を使ったんじゃないかと思って
父のと違いますか?」
「いや。驚くほどそっくりじゃ。うには入っとらんじゃったけどもな。」
「余分でしたか?」
「いや、さっぱりとしたスープにうにの甘みが実によく合っとる。」
ほっとする瀬理。カルロス氏は続ける。
「しかし、これほどの料理をイメージだけで作れる君が
ネットでなぜあれだけたたかれる?めちゃくちゃ書かれとったぞ。
見とらんのか?」
「仕方ないです。作りたくないのに作らなきゃっておもううちに
めちゃくちゃになってしまって。」
名津菜に睨まれた建作の目が泳ぐ。
カルロス氏はさらに尋ねる。
「じゃあなぜ今日はうまく作れたんじゃ?」
「笑いませんか?」聞き返す瀬理。
「笑わんよ。教えてくれ。」
「たぶん、昼間カルロス様とお話したからだと思います。
私、食べる人の顔が見えないとうまく料理が作れないんです。」
「話をするだけで美味しい料理が食べれるならお安い御用じゃ。
何でも話すから何でも聞いてうまいもん作ってくれ。」
瀬理に尋ねられ、辛かった過去や彼女の父親とのエピソードを話すカルロス氏。
「ありがとうございます。これであなたの為の料理が作れます。」
にこりと笑って厨房へ向かう瀬理
カルロス氏が貧しい頃よく飲んだと言うピンガという酒をグラスに移し
香りをかぐ瀬理。グラスを持つ手を頬に当て目を閉じて考える瀬理
やがて目を開けつぶやく「うん。そのほうが素敵。」
昨日とはまるで違う手際の良さでテキパキと料理を作る瀬理
「スズキの岩塩包み焼きピンガの夕焼けソースです。」
そう説明し料理を差し出す健作
「感傷的になっとったんがばれたかのう?」
そういい料理を口にするカルロス氏。
「ソースに入っとるピンガの使い方が絶妙じゃ。」
料理を平らげたカルロス氏。
健作が尋ねる。
「シェフの料理はいかがでしたか?」
「顔が分からないとうまく料理が作れないというのは
シェフとして致命的じゃな。」
「致命的ですか?」瀬理がつぶやく。
「しかし、そういうシェフが一人くらいおっても良いとわしは思う。
どんどん話をして、その人を幸せにする料理をどんどん作ればいい。
料理というのは一期一会。鴨沢シェフの料理に救われたわしが
こうしてまた娘さんの料理に楽しませてもらえる。
また寄せてもらいますけんの。」
そういって店を後にしたカルロス氏
カルロス氏の助言により健作はひらめいていた。
「お前をどこでも通用するシェフにするのは無理だ。
だが、うちでだけ通用するシェフにする事は可能だ。
お客と話をし、その人にぴったりの料理を提供する。
オーダーメイドのフランス料理・・・
これならいける。」
こうしてプチエトワールは本格営業を始める。
昔見た中でお気に入りのドラマの事を
覚えてる範囲で振り返ってみようかと思います。
マイリトルシェフはキュートさというか
かわいらしさがあふれるドラマでした。
日本屈指のフランス料理シェフの弟で
自らディレクトールでもある男と
有名シェフの娘である女の子がコンビを組み
一風変わったフランス料理店を開き
その店の従業員や訪れる客との様々なエピソードを
紹介してゆくドラマです。
その女の子のシェフ役が矢田亜希子さん
オーナー兼ディレクトールは阿部寛さん
シェフの妹役に上戸彩さん
脇を固めるのは市毛良枝さん、風間杜夫さん、高橋惠子さん他
以下、序盤ネタばれ(うる覚え)
舞台となるちょっと変わった店の名前は「プチエトワール」
ディレクトール兼オーナーの橘健作が兄と一緒に経営していた
有名店「エトワール」にちなんで「ちっちゃなエトワール」
という意味で名づけた。
そして矢田亜希子さん扮する鴨沢瀬理はちょっと代わったシェフ。
決して器用とは言えない彼女は
健作から指示された
有名店のコピー料理を上手に再現する事ができず
日本中の美食家を招待したお披露目の場で
大失態を演じてしまう。
瀬理に憤慨する健作。
ネット上で酷評されプチエトワールにはのっけから暗雲が立ち込める。
しかし、彼はなぜ瀬理と組もうと思ったかを
忘れていました。彼女の本当の才能を。
フランス料理シェフとしてのデビュー初日から
打ちのめされた瀬理は、翌日奇跡の出会いを果たす。
一人の老人が路上でとあるフランス料理店を探していた。
老人は通りかかった瀬理にその店の事を訪ねる。
老人はその店の料理に特別の思い入れがあるらしく
その店で食べた豆のスープについて熱く語った。
その店こそ彼女の父親の店であった。
瀬理は「今はもうやってないようですよ。」
とだけ老人に告げ、その場を後にする。
人を幸せにする料理を出していた父に少しうれしく思った瀬理だった。
その日老人の秘書がネットでプチエトワールの
記事を見つける。そこで昼にあった女の子こそが
探していた鴨沢シェフの娘である事を知る。
老人は酷評を知りながらもプチエトワールに行く事にした。
予約の電話を受けた健作は舞い上がる。
そう、その老人こそ日系ブラジル人の大富豪で世界的な美食家でもある
カルロス氏であった。
健作は昨日の雑魚どものことは忘れろとまで言う。
実は彼は調子のいい男であった。
いよいよカルロス氏の来店。
席に着いた彼を見つけた瀬理は慌てる
カルロス氏を満足させる料理が作れるか心配になる
健作が慌てる瀬理に一言「俺が言ったとおりに作れば大丈夫。」
彼はまだわかっていなかった。
健作を睨む瀬理。
そしてカルロス氏に出したい料理があると訴える。
拒む健作に見据えるような目でせまる瀬理
健作はしぶしぶ認める。
そう、彼は押しに弱い男であった。
彼女が取り出した食材はスナップエンドウ
ざわめく厨房、健作が怒鳴る。
「カルロス氏にそんなものが出せるか!!」
「大丈夫です!!」自信たっぷりに答える瀬理。
言い返さない。やはり健作は押しに弱い。
一緒に働く事になった瀬理の妹の名津菜(上戸彩さん)がなぜか
自慢げに言う。
「お姉ちゃんが自信たっぷりのときは任せてて大丈夫。」
瀬理が作ったのはスナップエンドウの冷製スープ。
いよいよカルロス氏の前へ・・・・
「ふん、ふん」
確認しながら口にするカルロス氏
健作が、謝ろうとした瞬間
その声を掻き消すようにカルロス氏が言う。
「うまい!」
空気の読めない健作だった。
「わしらブラジル人の多くは年中豆ばかり食べとる。
なぜだか解るかね?」
カルロス氏が健作に尋ねる。
「豆が・・・・好きだからですか?」
「あんた、気の利いたこと言えん人じゃな。」
恥ずかしがる健作とほくそ笑む名津菜。
カルロス氏は続ける。
「安いからじゃよ。ブラジル人のほとんどは開拓民で
昔から腹いっぱい食べれると言ったら豆くらいじゃ。
ブラジル人は世界一豆料理にうるさい人種じゃよ。」
「それは恐れ入ります。」
またもや謝ろうとする健作の声にかぶせて
カルロス氏が続ける。
「しかしこの料理には驚かされる。」
ポカンとする健作。
「豆を大切に扱う心がこもっとる。
シェフを呼んでくれるかな。」
「昼間はどうも」そういうセリに
驚くスタッフたち。
「キミが鴨沢シェフの娘じゃったとはな。
しかし、なぜあのときのスープがこの豆のスープじゃと
分かったんかの?」
「その季節ならおそらく父はこの豆を使ったんじゃないかと思って
父のと違いますか?」
「いや。驚くほどそっくりじゃ。うには入っとらんじゃったけどもな。」
「余分でしたか?」
「いや、さっぱりとしたスープにうにの甘みが実によく合っとる。」
ほっとする瀬理。カルロス氏は続ける。
「しかし、これほどの料理をイメージだけで作れる君が
ネットでなぜあれだけたたかれる?めちゃくちゃ書かれとったぞ。
見とらんのか?」
「仕方ないです。作りたくないのに作らなきゃっておもううちに
めちゃくちゃになってしまって。」
名津菜に睨まれた建作の目が泳ぐ。
カルロス氏はさらに尋ねる。
「じゃあなぜ今日はうまく作れたんじゃ?」
「笑いませんか?」聞き返す瀬理。
「笑わんよ。教えてくれ。」
「たぶん、昼間カルロス様とお話したからだと思います。
私、食べる人の顔が見えないとうまく料理が作れないんです。」
「話をするだけで美味しい料理が食べれるならお安い御用じゃ。
何でも話すから何でも聞いてうまいもん作ってくれ。」
瀬理に尋ねられ、辛かった過去や彼女の父親とのエピソードを話すカルロス氏。
「ありがとうございます。これであなたの為の料理が作れます。」
にこりと笑って厨房へ向かう瀬理
カルロス氏が貧しい頃よく飲んだと言うピンガという酒をグラスに移し
香りをかぐ瀬理。グラスを持つ手を頬に当て目を閉じて考える瀬理
やがて目を開けつぶやく「うん。そのほうが素敵。」
昨日とはまるで違う手際の良さでテキパキと料理を作る瀬理
「スズキの岩塩包み焼きピンガの夕焼けソースです。」
そう説明し料理を差し出す健作
「感傷的になっとったんがばれたかのう?」
そういい料理を口にするカルロス氏。
「ソースに入っとるピンガの使い方が絶妙じゃ。」
料理を平らげたカルロス氏。
健作が尋ねる。
「シェフの料理はいかがでしたか?」
「顔が分からないとうまく料理が作れないというのは
シェフとして致命的じゃな。」
「致命的ですか?」瀬理がつぶやく。
「しかし、そういうシェフが一人くらいおっても良いとわしは思う。
どんどん話をして、その人を幸せにする料理をどんどん作ればいい。
料理というのは一期一会。鴨沢シェフの料理に救われたわしが
こうしてまた娘さんの料理に楽しませてもらえる。
また寄せてもらいますけんの。」
そういって店を後にしたカルロス氏
カルロス氏の助言により健作はひらめいていた。
「お前をどこでも通用するシェフにするのは無理だ。
だが、うちでだけ通用するシェフにする事は可能だ。
お客と話をし、その人にぴったりの料理を提供する。
オーダーメイドのフランス料理・・・
これならいける。」
こうしてプチエトワールは本格営業を始める。