歴史を考えずに目の前の人を助けようと心に決めた仁も
愛する恋人の存在がなくなる苦しみには勝てなかった。
目の前にいない、自分の大切な人を助けるために
目の前にいる人を犠牲にしなくてはいけない。
そんな経験は、誰もがしているわけではない。
大切な人を守ろうとする愛の深さがあるゆえに
目の前にいる人を救えなかった自分自身を攻める。
最初、仁が触診で何もなかったと言ったとき。
何て薄情な・・・・と思ったが、
咲が言った「大切な人のために鬼になった。」
の言葉に、ハンマーで打たれた気がした。
その場にいる当事者以外には決して想像できない苦悩が
仁にはあったのだろう。
このjinはすごく面白く、原作もさることながら
僕的に秀逸な台本なんだと思う。
一度書きあがっていたドラマjinの最終回へと向けた未来への自然な流れを
続編映画化決定の大人の事情が変えてしまう。
高視聴率が示しているこのドラマのいい流れに
水を差さないよう上手にまとめ上げてほしい。