誰がアパレルを殺すのか | 読書ブログ

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『誰がアパレルを殺すのか』(杉原淳一)

の中で著者は

 

「エバーレーンは生地や縫製、流通のコス

トがいくらで、

どれくらいのマージンを取っているか

といった、従来のアパレル企業が明らかに

したがらなかった情報を、サイト上で明示

している。」

 

と述べています。

 

ソーシャルメディアがスマートフォンで

利用できるようになり、

その利用に熟知してくる事により

権力者や業界関係者しか知りえなかった

情報を得る方法をわかってしまった消費者

に対しては、

もはやいままでの企業が考える製造・卸

・販売の常識がどんどん通じなくなって

いき、その事が理解できないと去る事に

なるのだとおもいます。

 

消費者の知識は同じ土俵に登った事を

理解したからこそ、

エバーレーンは上記の戦略をとり、受け入

れられたのだとおもいますし、今後

他の業界も同様の事態になってゆくのでは

ないでしょうか。