情報大爆発時代への対応 | 読書ブログ

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斉藤徹さんは、総務省の2007年度の資
料(選択可能情報量と消費可能情報量)よ
り1995年からの10年間で、情報量は
実に400倍ににも膨れ上がっていている
ため、選択可能な情報量はわずか4%程度
しかないほど、情報量が増えている事を、
未曾有の情報大爆発と表現されています。

そのうえで、次のように述べています。

いま、求められているのは情報の量ではな
く質、つまり「最も信頼できる情報はなに
か?」「誰から得られる情報なのか?」
という点にあります。

以前であればその役割は各分野の専門家が
担っていました。

彼らが情報の良し悪しをチェックし、質の
高い情報を生活者に提供していたのです。

しかし専門家というのはごく限られた資源
です。

しかも、この情報大爆発時代にすべての情
報をチェックすることなどできないし、ま
してや多様化する受け手のニーズに個別対
応する事もできません。

そこで、価値が高まっているのが、集合知
であり、同好と信頼の関係性のなかで得ら
れる情報です。

斉藤さんの述べられた、集合知こそアメブ
ロで得られるのではないでしょうか。

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