●赤龍の爪
●ファーウェイ幹部孟晩舟、カナダで拘束
この映画は2018年12月にカナダで拘束された
孟晩舟(モウ・バンシュウ)とその背後で展開される政治背景
をテーマとして取り上げたものです。
次世代通信の5Gを巡る
米中の覇権争いが背後で展開され、
中国企業のファーウェイは5G分野の中核企業として
米国では最も警戒すべき企業のひとつになっています。
孟晩舟(モウ・バンシュウ)は、
1972年生まれ四川省成都出身の現ファーウェイCFO(最高財務責任者)副会長で、
次期会長候補と噂のある人物です。
父親の任正非(ジン・セイヒ)は
中国人民解放軍出身の実業家で現ファーウェイCEO(最高経営責任者)、
母親の孟軍は中国共産党幹部の娘。
ファーウェイは中国共産党の後押しを受けて、
急成長した通信機器関連の会社です。
孟晩舟は、2018年12月1日に香港からメキシコへ向かう際、
立ち寄ったカナダのバンクーバで、身柄を拘束されました。
身柄拘束はアメリカの要請でカナダ当局が行い、
現在はカナダ当局の監視下にあります。
容疑は、香港を通して経済制裁中のイランに対して通信機材などを提供したこと、
これに関連した詐欺罪などの違反行為とされているようです。
孟晩舟はカナダからアメリカへの身柄引き渡しの審議に懸けられ、
既に2年以上が経過していますが、さらに長期化することも予想されます。
現在は、巨額の保釈金8億5000万円を積んで保釈中となっていますが、
カナダ当局の監視下に置かれている状況です。
同日、米スタンフォード大学終身名誉教授の
張首晟(チョウ・シュセイ/Shoucheng Zhang)が
スタンフォード大学構内で死亡、死因は自殺とされています。
張教授は中国系米国籍で千人計画にも選ばれ、
ファーウェイとの関係も深いとされています。
千人計画は産業スパイ活動の組織としてFBIから調査対象となっていて、
張教授もFBIからマークされていたようです。