コロナワクチンの接種が今年始めから実施されることになりました。
世界に先駆けて1月にはアメリカ、イギリス、イスラエルの3カ国が先行して接種を始めています。
その後、各国が追従するかたちで接種が始まり、日本ではだいぶ遅れて5月から始まりました。
日本では医療関係者が先行して接種、その後、優先して高齢者、高齢者以外へと段階的に進めていくようです。
ワクチン接種の状況は、接種完了が1.9%、接種中を含めた全体で4.4%、このペースだと完了するまで1年以上の期間が必要になりそうです。
希望者が多く予約が取れない、地域によっては案内すらきていないなどの話が多く、苦情が殺到しているとのこと、予約が取れたという話は未だ耳にしたことはありません。
■ワクチンの種類
日本では、これまで生ワクチンと不活化ワクチンの2種類が承認された実績がありますが、コロナウィルスのワクチンとしてファイザー社の遺伝子ワクチンが承認されて接種が始まりました。
●生ワクチン
弱毒化ワクチンとも呼ばれる最も一般的なワクチンで、ウィルスを長期培養して感染性を維持したまま弱毒化したものである。
皮下注射により1回の接種で済むことが多く、接種すると人の細胞に感染して増殖するため、抗体と細胞性免疫が作られる。
大量のワクチン生成には培養の必要があるため長期の時間がかかる。
感染による発熱などの副作用が生じる可能性がある。
●不活化ワクチン
化学的な処理による非活性のワクチンも開発されており、発症の可能性はないが細胞免疫は作られない。
●遺伝子ワクチン
今回のコロナウィルスのワクチンとして開発さたものがDNAやRNAを合成する新技術のワクチンである。
ファイザー社とモデルナ社がRNAワクチンを開発して大量提供が可能となり、世界中で接種が始まった。
アストラゼネカ社は、コロナウィルスの一部の遺伝子を体内に入れて、ワクチンとする開発に成功している。
日本ではファイザーが開発したワクチンが承認され、モデルナとアストラゼネカのワクチンは未だ承認されていない。
筋肉注射により2回の接種が必要となり、従来のワクチンよりも強い副作用が発症する可能性が示唆されている。
5月21日、モデルナとアストラゼネカのワクチンが承認されました。
これで日本でもコロナワクチン接種の進捗が加速する可能性が出てきました。
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