2019年ロシアで開催されたに「くるみ割り人形国際コンクール」での一次予選の映像である。3人の専門家による採点は、最高点が12点。今回は最低が8点だったので、8、9点はかなりレベルが落ちることになる。長時間になる動画である。

前半に登場する吉村妃鞠さんは他を圧する素晴らしい演奏を披露した。直前に演奏した少女は12点満点を記録したが、吉村妃鞠さんはそれを圧倒し、審査員は「13点を探したがなかった」と評していた。管弦楽器の音の違いなど、音楽素人の私にわかるはずがないと思っていたが、その私でもその違いが良く判った。クラシックもまた面白い。

登壇するのは多士済々。黒髪の美少女、目をつぶって演奏をする少女、デブッチョ少年、すごく怖い目つきで演奏する女性、そして最後の美少年。特に最後の少年は演奏は雑であったが、映画俳優にもなれるほどのクオリティであった。音楽を早々に止めて、映画に行ったほうが良い。