マーケティングとは自分達、あるいは商品の価値を相手に伝える行為です。
ただ、ここで一番間違えてはいけないことがあります。
それは、あなたのその商品の価値を伝える相手、その相手を間違っていないかどうかです。
これがおそらくダイレクトマーケティングの成功を決める一番大きな要素だと思います。
仮に、
時給100万円を請求する世界一のコピーライターであっても、
相手を間違えていたら絶対にその商品の価値は伝わりませんし、
それを売ることはできません。
おそらく、DMの配達料とコピーライターの時給をとられ大損するでしょう。
まず、考えなければいけないのは『売る相手』です。
例えば、あるイタリアレストランがダイレクトマーケティングを取り入れようとしたときに、
まず最初にリストを構築しなければいけません。
ここで全く同じコピーを使うことにします。
リストの収集方法にはいくつか方法があります。
1、リストを買う。
2、リストを自力で作る。
この二つのうち、①はなるべく取らない方が良いのは明確です。
リストを自力で構築するほうがレスポンス率が高いのは自明なことです。
①の場合、どういうリストかわからなければ意味がありません。
例えばその人たちはイタリアレストランに興味があるのか?
むしろそのイタリアレストランにこれる距離にいるのでしょうか?
この質問は非常に強力です。
もしこれらがNoであればいくら良いコピーでもレスポンスはありません。
②であったらどうでしょうか?
例えば今、ホールで食事をしている人に何らかのオファーをして
リストに登録してもらえればレスポンスには期待ができます。
ここで話を戻して、
①、②のどちらが簡単にレスポンスを得られそうですか?
条件は全く同じコピーです。
間違いなく②の方がレスポンスは多いはずです。
可能性が定かではない①よりも明らかに②の方が簡単にレスポンスを得られるのは自明です。
仮に①の方に素晴らしいコピーを送ったとしてもレスポンスはわかりません。
来客数は全くわからないのです。
②であればレスポンスがあり、来客数も望めるはずです。
条件は同じコピーです。
唯一違うのはリストです。
リストが違うだけで明らかに違う結果が出ます。
まずは価値を伝える相手を考えましょう。
そのためにはまずこのステップを踏まなければいけません。
ステップ
理想の見込み客を明確にする。
『あなたの理想の見込み客は誰ですか?』
ここでどういう顧客を得たいのかを明確にしましょう。
どこにいてほしいですか?
どういったニーズを持っているのですか?
彼らが心の中で欲しいと思ってるものはなんですか?
etc...
いろいろな質問に答えていきましょう。
非常に重要なステップです。
そしてそれをノートとかに書き記し、目に見える形にしておきましょう。