今、いろいろな会社で返金保証を見ないことはあまりないように感じます。
どの会社も商品に対して返金保証をつけて売っています。
このやり方は『リスクリバーサル』と言います。
リスクリバーサルをやることで売上を比較的に楽にあげることができます。
ここで3つのパターンが出てきます。
1:付けない
2:売上が上がるらしいから付けてみる
3:リスクリバーサルの本当の意味を考えて付ける。
1に関してはいくつかパターンもあると思います。
商品の性質上つけられないのもあるでしょう。
ただ上記の理由ではなく、お客が怖くて『付けられない』
これは論外です。
売上を伸ばしたいなら『付けられない』理由を考える方がよほど効率的です。
2は最近よく聞くことです。
『返金保証をつけてもあまり返品されないからとりあえずつければ売上は上がる』
こういうふうに思って付ける。これも論外、むしろ最低だと思います。
そもそもリスクリバーサルとはそういう意味で作られたやり方ではありません。
リスクリバーサルとはお客さんはお金を払う際の金銭的リスクを負っています。
そのリスクを売り手側が負うという
まさに
リスクを逆転させるという発送で作られました。
つまり、売上を上げるためにリスクリバーサルを付ける
ではなく、
お客さんのリスクを私たちが負う
これを目的としているのです。
顧客の買う前にリスクをこちら側が背負ってあげる
顧客をリスクから守る
これがリスクリバーサルです。
ただ売上を上げるためにリスクリバーサルを付けるというのは間違っていると私は思います。
できれば3のやり方を取る。
これはビジネスの王道ではないでしょうか?