何度目かはおいといて

酒を止めてから今日で100日目




血小板の急激な減少を時系列で知る

肝臓の壊れるスピードが加速した?

「あかんぞう」などと

親父ギャグを捻る余裕はない


意識してなかった死の淵が

そこまで来ているという現実を

素直に受け入れざるを得なかった





主治医に宣告された夜

買い置きの焼酎がまだ残っていた

これで最後かな?

全て飲み干した


翌日に決意はなかった

100日目を迎えた今日も

決意はない

危機感もない

落ち込んでもいない




「飲んで死ねるなら本望や」

かつてはそういう感覚が支配的だったが

思い返せば

「どうせすぐには死なへんし」が

その後ろに付いていた

 



「肝硬変 予後 生存率」でGoogle検索

AIによると

非代償性肝硬変の5年生存率は37.9%

10年生存率は24.0%

死因の6割が肝がん


5年で生き残るのは3人に1人

飲み続けて彼岸へ旅立った人もいるが

止めたからといって生き残れるかどうかは

神のみぞ知るところ





今は

飲みたいと思う瞬間はあっても

飲もうとはならない


だから安心なのではない


コンビニに入って

迷わず酒売り場へ直行し

25度のペット焼酎を手に取り

PayPay決済して外へ出たら

待ちきれずに開封してゴクリとやる


そんな明日が来ないとは言い切れない




一旦堰を切れば

ダムが決壊するが如く

その流れを止められずに

真っ逆さまに落ちて行く


そんな危険性を

常に孕んでいるのが

この病気




基本に立ち返って

今日一日を飲まずに寝る

それだけしかないのかな




だから

身体に悪いと不評であろうとも

今夜も

コカコーラゼロで乾杯生ビール