ワタシのいる病室は6人部屋である

いい歳をしたおっさんが、狭い空間で一緒に居ると色々なことが起こる






窓側は、
位置的にはプライバシーの観点からはいいので、長老方は好んでそっちのベッドを選ぶ





ところが、季節は冬
なんせ寒いのだ


得てして長老方は寒がりである


そこで、暖房の登場である


窓側に陣取る長老方は、自分のいる場所が寒いので暖房のスイッチを入れる




きっと、丁度いい具合なんだろうなぁ





しかし…、しかしである

ワタシは廊下側のベッド

さほど寒くないのだ
いや、全然寒くない


恐らく、体感的には5度くらい違うのではないかと思う


暖房を入れられると暑くて仕方がないのだ







ワタシは、こっそりとスイッチを切る








気がつくと、アリャ~暖房入ってるぅ

また、こっそりとスイッチを切る


消灯時間を過ぎ、ワタシは眠りに就く













夜中、暑さで目が醒める

アリャ~暖房入ってるぅ



またまた、スイッチを切る













しばらくして気がついた


おいおい❗️
またまた暖房入ってるぅ



寒かったら厚着せんかい~‼️

こっちはこれ以上薄着出来んぞ~‼️





とも言えず…

悶々とした日々を過ごしている