男と女の炭坑節 | ネタナイトの世界

ネタナイトの世界

北海道は札幌発☆迷珍盤ナイト 80's洋楽&J歌謡、珍曲、迷曲、特撮&アニメソングに ファミコン(クソゲー)やり放題。               懐かしの映像垂れ流しで1ドリンク&食事付きカオスナイト。

男と女の炭坑節

歌(演奏):安田 明とビート・フォーク

作詞:阿久 悠

作曲:安田 明

発売年:1973

説明・補足:五里霧中なジャケ写がある程度物語っていますが
この曲は、ムード歌謡に転向したスライ&ザ・ファミリーストーンが
有名な炭坑節を独自の解釈で歌っている、と言った趣のモノです。
演奏そのものは、スライから3割くらいファンキーさを抜いて
その空いたスペースに余さず場末感を注入した感じ、といえば良いでしょうか。
非常に悩ましげな女性コーラスが前面にフィーチャーされております。
1番の歌詞は本家と同じでして、はじめも「月が出た出た月が出た~」と来るのですが
続く合いの手が「ぁヨイヨイ」ではなく「はぁ~あ~」と、既に吐息まじりです。
2番以降4番までは高名な作詞家の阿久悠さんによるオリジナルでして
ひたすら男女の官能的な世界を展開しております。
4番の歌詞が特にお気に入りなのでここに紹介しておきます。

胴のくびれを 抱きよせて 指をそろそろ はわせます
ひざに乗るのも いいけれど 首にさがるも いいギター(はぁ~あ~)

ちなみに、今回掲載しているジャケ写は、安田明とビート・フォークの
オリジナル版と同じ写真を使った『幻の名盤解放歌集』のモノです。

紹介者: KAGE