インターネット広告市場 | 表参道交差点ではたらく社長のブログ

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表参道交差点で働くアナリスト資格を持っている社長のインターネットネット業界についてのブログ! 日本アナリスト協会検定会員の表参道ではたらくヒトが、インターネットネットビジネスについてあくまでも主観的に問答無用でコメントします。ブログははじめてらしい!?

ちょっと遅いですが備忘録までに

電通の広告費調査


インターネット広告

http://www.dentsu.co.jp/books/ad_cost/2011/media4.html


インターネット広告総額

8,061億円

├媒体費/6,189億円

└製作費/1,873億円


  媒体費

  6,189億円

  ├PC/5,021億円

  └モバイル/1,168億円


    PC媒体費

    5,021億円

    ├検索連動/2,194億円

    └その他/2,827億円(★1)


    モバイル媒体費

    1,168億円

    ├FP/831億円

    └SP/337億円


      モバイルFP広告媒体費

      831億円

      ├検索連動/255億円

      └その他/576億円(★2)


      モバイルSP広告媒体費

      337億円

      ├検索連動/208億円

      └その他/129億円(★3)



電通のいう検索連動広告費にアドセンスがはいるのかどうか?がよくわからないが、

PCの媒体社というメディア企業は★1の2,827億円の市場に生息しており

その中に、アドセンス、ヤフー、mixi、アメーバ・・・そしてPCポイントサイト各社がいる。

★2のFPその他の576億円がセレス社のいままでの主戦場であり

競争相手はD2C、メディーバ、モバゲー、グリー、mixi、アメーバ、ヤフー・・・であった。

これからは、★3の129億円の市場を目指して、

上記★1★2のプレイヤーとともにスマホベンチャーがレッドオーシャンを作り上げている。


FP→SPに移行するにあたって市場がシュリンクしないのであれば

D2Cやメディーバ、ヤフーが、今までのキャリアトラフィック絶対優位から、

PCでいうgooやniftyなどのプロバイダー程度の影響力になるかもしれない。

ゲームプラットフォームプレイヤーである、モバゲー、グリーも競合相手がAPPLEやgoogleになりつつある。

なので、モバイルSP媒体事業は非常に面白い競争環境ができる可能性があり、

いままでと違うプレイヤーが大きく勝てる可能性がある。

まさにLineが体現してると思う。

Lineがとった市場は、FP時代に無料HP各社が分け合っていた市場を一人勝ちしてる感じでもある。


楽しい世界がやってきたと思う今日このごろであり

チャンスがやってきたと実感する。